村上春樹の短編で『書斎奇譚』という話があり、それは村上春樹全作品という単行本にしか収録されていないという。
それは読んでみたいと思って、図書館でリクエストして借りた。
読み始めて、あれ?と思った。なんとなく記憶にある。
本棚を探してて昔読んだ薄い単行本を引っ張り出した。
『ふしぎな図書館』
イラスト付きの本で、佐々木マキの絵がちょっとユーモラスながら、決して笑えない、ちょっと怖いような不思議な印象な話だった。
なんだ、これといっしょかと思って全作品の方は置いた。
返却日が近づき、そういえば全作品には小冊子が貼りつけられていたなと、再び手に取った。自作を語るというもので、こういうのはこれしかないだろうから返却前に読んでおこう、と。
読みながらふと気がついて目次をみた。
『図書館奇譚』と『書斎奇譚』のふたつがある。
ページをめくってみて気がついた。『ふしぎな図書館」と同じ話だった(ただしイラストなし)は、『図書館奇譚』。読んでみたいと思っていた『書斎奇譚』は別にあった。
あぶないあぶない。
気づかず返すところだった。
短い話だったので、すぐに読んでしまう。
結末、ちょっとぞっとする話だった。
村上春樹の短編集は文庫がいくつかと翻訳された作品を集めた選集があるんだけど、他にもいろいろあるんだね。もう少し読んでみたいとは思った。
余談になるが、沢尻エリカが逮捕されたそうな。
ネットでつらつら眺めるに、なんか政権に不都合な事態が出てくると芸能人が逮捕される傾向がある(苦笑)。
なにか妖しい自体が出てくるたび、芸能人は戦々恐々としているのかもしれないな。
佐藤優は、信号無視すらしないという。
一度、痛い目にあったから、と。
正直、マジメこそ、最大の生存戦略なんだろうね。
さて、ニューオークラとか桜をみる会とか、もりかけなんてそば問題を乗り切った流れで、乗り切るんだろうかねぇ。
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