武漢コロナ肺炎対策閉鎖・・医療は足りているのだろうか？そんなはずない

どうなるのだろう。

武漢封鎖、現地日本人びっくり
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封鎖された武漢「びっくり」「買い占めはないが…」　現地の日本人緊張　新型肺炎 429
2020年01月23日 20:00 毎日新聞

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毎日新聞
写真封鎖される直前、武漢の漢口駅近くで旅行者らをチェックする当局の職員ら（ビデオ画像から）＝23日、AP
封鎖される直前、武漢の漢口駅近くで旅行者らをチェックする当局の職員ら（ビデオ画像から）＝23日、AP
　新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している中国湖北省武漢市は23日、航空便や鉄道の運行が停止され、緊迫感に包まれた。街全体が事実上封鎖された形で、現地で暮らす邦人も外出を控えるなどして緊張した生活を強いられている。国内では感染拡大を懸念し、警戒が強まった。


　「突然駅や空港が封鎖され、びっくりした」。昨年9月から語学留学生として武漢大で学ぶ大分市の職員、池永大駿（ひろたか）さん（30）は、毎日新聞の電話取材に戸惑うように話した。


　池永さんによると、街中は普段より人通りが少なく、ほとんどの人がマスクを着用。大型連休となる旧正月（春節）を前に多くの店が閉まり、閑散としているという。


　大学近くのスーパーには「必ずマスクを着用」という紙が張り出された。客は普段より多く、袋麺や野菜など一部商品が品薄になるなどの影響があるようだ。


　大学は冬休み中だが、同市現地事務所からは外出を控えるよう求められている。ほとんどの時間を大学の寮で過ごしているといい、帰国せずに残っている3人の日本人留学生と互いに無事を確かめ合っているという。池永さんは「まだ食料の買い占めなどの大きな影響は出ていないが、早く落ち着いてほしい」と不安を口にした。


　武漢の在留邦人は約550人で、自動車メーカーや物流企業、商社、銀行の駐在員らが多い。春節の連休で日本への一時帰国を予定していたが、足止めされた駐在員も少なくない模様だ。


　市内に住む30代の日本人男性駐在員は「人通りが一気に減り、外を出歩く人が一様にマスク姿になった」と話した。航空便や列車の運行が止まってしまったため、「いつになったら移動ができるようになるのか。情報がない」と困惑していた。


　男性によると、市内の大通りの人出は23日になって一気にまばらになった。時折救急車の音も響く。市内の公共施設ではマスク着用が義務づけられ、手洗いやうがいの励行、人混みに近づかないことを求められている。野生動物への接触を控えることも呼び掛けられているという。


　同市で日本企業の進出をサポートする会社を経営する興津一夫さんは、「バタバタ大変な状況だ」と慌ただしく話した。先週はマスクをしている人はほとんどいなかったが、「今は皆、マスクをしている」。しかしウイルス対策のマスクは一気に売り切れてしまったという。


　影響が広がるのは武漢市だけではない。上海市でも市民の警戒感が急速に広がる。主要地下鉄駅ではマスクを着用する人が半数近くになり、ドラッグストアではマスクを大量にかごに入れた市民が長蛇の列を作った。「春節期間に日本に行くならマスクを買ってきて」と友人に頼まれる上海市民もいる。【井川諒太郎、奥山はるな、上海・工藤哲】


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