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2019年07月17日04:13

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ジャニーさんは「敬語」を使わなかったのに、なぜ人材育成がうまかったのか・・これからが勝負だろうね、タッキー流儀

米語の特質を理解して使っていたのかもね。Kings EnglishもQueens
Englishも分かったうえで。

ジャニーさんは「敬語」を使わなかったのに、なぜ人材育成がうまかったのか
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ジャニーさんは「敬語」を使わなかったのに、なぜ人材育成がうまかったのか 163
2019年07月16日 08:32 ITmedia ビジネスオンライン

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写真ジャニー喜多川氏は「敬語」を嫌った
ジャニー喜多川氏は「敬語」を嫌った
 ジャニー喜多川氏が亡くなってからというもの、さまざまな「伝説」が取り上げられているが、その中に、世のビジネスパーソンにとっても非常に参考になるテーマがあった。



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 それは、人材育成術である。



 「ユー、やっちゃいなよ」でお馴染みの「習うより慣れろ」の現場主義、かつてラジオに出演した際に述べた「どの子だってみんな人間の美しさってある」という言葉に象徴される、一人一人の個性を引き出す教育方針など、人材育成に悩む管理職のヒントになるような話が山ほどあるのだ。



 ただ、その中でも、これからのビジネスパーソンが参考にすべきだと強く感じるのは、「敬語禁止」である。



 ジャニー氏は育成しているジャニーズJr.たちから敬語を使われると怒った。中学生くらいのJr.たちが仲間内でしゃべっていると、「その感じで何できてくれないんだ。仲間外れだよ」とタメ口を要求。嵐のリーダー大野智さんもかつて、Jr.時代にジャニー氏に「さよなら」とあいさつをしたら、「なんだよ“さよなら”って。バイバイだろ」と怒られたエピソードを明かしている。



 もちろん、事務所の社長として対外的に芸能記者やテレビ局の人間などと接する時は、丁寧な敬語を使っていた。むしろ、我が子ほど年が離れているような若輩者であっても決してえらぶることはなく腰が低かったという。つまり、「敬語禁止」はあくまで組織内限定で、タレントとの距離を縮めて、人材育成を円滑にする目的のためなのである。



 ジャニー氏がこのやり方で個性豊かなタレントを育て、レベルの高いエンターテインメントのショーをプロデュースしてきたことは、動かしがたい事実である。



●CANと思ったら、DOしちゃったら



 いい人材が育たない、育ったらすぐに辞めてしまう、なんてお悩みを抱える管理職のユーたちもこれをCANと思ったら、DOしちゃったらどうかと思う次第なのだ。



 と言うと、「んなもん、できるわけないだろ! この低脳が!」というお叱りがジャンジャン飛んでくるだろう。「敬語禁止」なんてハチャメチャは、世間の常識とかけ離れた芸能界だから通用するのであって、まともな組織ではできるわけがない。そんな声が聞こえてきそうだ。



 だが、実はそれは日本や韓国など儒教思想を引きずる一部の国の人々が思い込んでいる「妄想」みたいなもんで、実際には「敬語」は組織運営には何の関係もない。というより、きれいさっぱりなくしてしまったほうが、個々の能力を引き出し、強い組織をつくれるなどメリットのほうが多いのだ。



 その動かぬ証拠が、全国高校サッカー選手権大会でベスト8に輝いた、帝京長岡高校サッカー部である。



 サッカーファンの間で知らぬ者のいない、全国大会過去5回出場の新潟を代表するこの強豪校は、実は他の強豪サッカー部と大きく異なる特徴がある。下級生が上級生を呼び捨てにする「タメ語OK」なのだ。敬語を使うなと指導されているわけではなく、サッカーをする上で余計な上下関係を考慮しなくていいというだけの話である。



 では、この「敬語なき組織」はムチャクチャなことになっているのか。『サッカーダイジェストWeb』に掲載されていたライター、川端暁彦氏の記事を引用させていただこう。



 『遠く岡山県からやって来た田中などは当初、そんなフレンドリーな雰囲気に大いに戸惑ったと話す。だが、今では3年生を「むしろイジる側」になっているそうだ。「それで(3年生が)怒ってきたりもしないし、何でも話せる関係になってきた」と言う』



 『主将の小泉は「どちらが先輩なのか分からない関係です」と笑いつつ、風通しの良いチームであることをポジティブに捉えてきた。下級生を押さえつけたりはしないし、それで押さえられるとも思っていないようだ。古沢徹監督が「3年生たちが2年生を伸び伸びやらせてくれているのが大きい」と分析する』(2019年1月4日 6時10分 サッカーダイジェストWeb)



 「敬語」がないことによって、メンバーのコミュニケーションが円滑に進み、個々の能力が引き出されていることがうかがえよう。



●「敬語」をむやみに信仰する組織



 なんて話を聞いても、「この高校はもともと強かった、敬語のあるなしは関係ない!」とか「部活動内の敬語を通じて礼儀を教えてあげることも大切だ」など、とにかく「敬語」に何かしらの効果があることに持っていきたい人が多いだろうが、残念ながらそのように「敬語」をむやみに信仰するような組織は、致命的な危機を引き起こすことも分かっている。



 航空業界のリスクマネジメントでよく使われる「権威勾配(けんいこうばい)」という言葉をご存じだろうか。これは、機長と副操縦士、機体を整備するエンジニアたちの間で、「権威」がどれだけかけ離れているかを示す。この「勾配」がきつすぎると、「危機」に直面をした際にチーム内で、「下」の者が、「上」に気をつかって率直な意見が言えずに事故を引き起こすとされる。要は、組織内で上下関係がきつすぎると、ロクなことになりませんよというわけだ。



 目上の人は敬えば敬うほどいいという日本人からすると、なかなか受け入れがたい話だが、実は世界の航空業界では40年以上前からこれは「常識」となっている。



 そのきっかけとなったのが、1977年、KLMオランダ航空機と米パンナム機が滑走路上で衝突した「テネリフェの悲劇」だ。霧で視界の悪い中で離陸しようとしていたKLM機で、機関長がまだ滑走路上にパンナム機がいるのではないかと忠告をしたが、機長は「大丈夫だ」とはねのけた。



 普通はそこでもっと強く危険を主張しなくてはいけないが、機関長はその言葉をグッと飲み込んだ。実はこの機長、KLMのスター的存在。機関長は大先輩に遠慮してしまったのである。その結果、KLM機とパンナム機は衝突。乗客乗員合わせて583人が死亡するという航空史上最悪の事故が起きたのである。



 と聞くと、何かに似ているなと思わないか。



 神戸製鋼のデータ不正や、東芝の不正会計、レオパレスの違法建築など、最近の企業不祥事の多くも「下」はおかしいと感じたが、「上」に遠慮して指摘できず、見て見ぬふりをするパターンが多い。飛行機のコクピット内に限らず、事故や不正を防げない組織というのは往々にして「権威勾配」がきついのである。つまり、近年の日本企業の不祥事が続発している背景に、KLM機のコクピットと全く同じ力学が働いている可能性が高いのだ。



●「サーバントリーダー」という概念



 年長者や目上の人に対して言葉遣いや態度で敬意を払うのは、どんな国、どんな文化でも常識だ。ただ、日本や韓国など一部の国が特殊なのは、組織人に「敬語」を日常的に強要することで、人としての敬意以上の「過度な上下関係」を体に叩き込むことにある。



 これが事故や不正を招く「権威勾配」の温床となる。「いや、上下関係があっても、何か問題があれば立場を超えて意見を言い合えるのが日本企業だ」とかなんだとムキになって反論をする人もいらっしゃるだろうが、そんなに都合良く人間関係が変わらないことは、日本中のサラリーマンが身をもって体験しているはずだ。



 組織内で必要以上に「敬語」を強要することが、百害あって一利なしだということがよく分かっていただけたと思うが、では、「敬語」や「上下関係」を用いないとするのなら、どうやって組織に秩序を生み、部下や後輩をマネジメントすればいいのかという問題がある。



 これまで社歴が長いというだけで、えらそうにふんぞり返ってきたのに、いきなりジャニー氏のように「ユー、敬語やめちゃいなよ」なんて感じでフレンドリーになれないと絶望的になっている方に、ぜひ参考にしていただきたいのが、武井壮さんのアイデアだ。



 『体育会系の部活なんかで上級生が下級生に雑用させたりするのが慣習だけど、逆にしたらすごい人間性育つと思うわ。上級生が水汲みしてあげたり、道具の片付けしたりすれば後輩は先輩をより尊敬できて、先輩は社会に出る準備もできるし思いやりを持てる。誰かにやらせるより誰かを思える選手になれる』(2017年2月21日 武井壮さんのTwitterより)



 これをビジネスシーンに当てはめると、上司と部下がタメ口で語り、上司が部下のために雑用をこなすという、「サーバントリーダー」という概念に近い。



 日本人は企業はピラミッドで、新入社員はその底辺で上を支えるという考えだが、サーバントリーダーは組織を逆ピラミッドと捉え、リーダーは全体の奉仕者である。



 理屈は分かるけど、そんなリーダー、現実にいないだろと思うかもしれないが、実はこれこそがジャニー喜多川氏だ。



●ジャニー喜多川氏のやり方



 ジャニー氏は芸能界の有力者でありながら、服装にはこだわらず、いつも用務員のおじさんのような格好をしていたそうだ。そして、実際にJr.の養成所では、「ユーたち、お腹減ってない?」と言ってはナポリタンなどを自ら作っていたという。



 敬語を嫌い、孫ほど離れた若者と同じ目線で、個々の能力と、その人間の魅力を引き出すことのサポートに徹底した。実は典型的な「サーバントリーダー」なのだ。



 いずれにせよ、今の日本はファミレスやコンビニの過度な「敬語」からも分かるように、不要な「敬語」が多く、それが人間関係を複雑にして、本来の能力を引き出すことを阻害している。



 それを象徴するのが今年4月、マイナビが行った「在日外国人のアルバイト実態」についての調査だ。在日外国人が日本で働いてみて感じたギャップは、1番目に「挨拶・マナーが厳しい」(39.1%)、それに続き「時間に厳しい」(36.1%)、「上下関係が厳しい」(34.7%)と礼儀作法について答えた人が多かったという。



 日本語だけでなく、仕事を覚えることも大変なのに、あいさつや上下関係の厳しさという本来の仕事とは関係のないところで苦しんでいるのだ。これからは多様性だなんだとカッコイイことを言っても結局、働きに来てくれている外国人に対して、部活の新入生イジメのようなことをしているのだ。



 こういう「権威勾配」を解消するには、まずは「敬語」をやめてみてはどうだろう。ブラック化が止まらない今だからこそ、異能のサーバントリーダー、ジャニー喜多川氏のやり方から学ぶことが多いのではないか。



(窪田順生)


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