うたのはじまり(映画)

昨日(3/28)は京都みなみ会館へ「うたのはじまり」という映画を観に行きました。



ハーモニーに限らず音楽を構成する要素は様々だと.. 人間には身体を介した様々なチャンネルがあり、なんといっても時間経過の繊細さや身体性を介した情動の感覚は音楽にとって本質かもしれない。音楽の本質(うたの本質)について改めて気付きを得た作品でした。



京都みなみ会館の「うたのはじまり」上映スクリーンは2階だったけど、エスカレーターもあるしバリアフリーに配慮されているようでした。




「うたのはじまり」公式サイト
https://utanohajimari.com/

公式サイトでは、土岐麻子さんのコメントもあったりしたのが、まあ、個人的にはちょっと意外でしたが、この映画を実際に観る前に読んで、とても興味深いコメントと思いました。また、コムアイさん（水曜日のカンパネラ）のコメントも観る前に読んで印象深く感じ、実際に自分が観終えたときに、同じような印象を抱きました。(他の方々のコメントも印象深いものばかりです)。

映画館には「うたのはじまり」パンフレットもありました。まだあまり読めてないけど、「絵字幕版」についても触れられていて興味深かったです(自分が観たのも「絵字幕版」でした。これは普通の字幕じゃなくて、五線譜の上になんだか躍動感のある色彩のうねりが描かれたものでした。(絵字幕版でも音は入っていました)。


(↑パンフレット表紙)

この映画は、特にエンターテイメント性があったりするわけではないし、齋藤陽道さんという写真家について、ドキュメンタリーを綴ったものですが、音楽に関心を抱くものとして、なんだか印象に残る映画でした。きっとまた観に行くと思います。

映画では、僕がときどきライブを観に行っている七尾旅人さんや、青葉市子さんとも交流が深い飴屋法水さん(とその家族の方々)も、とても印象的な形で登場していたり、個人的には、そういった面も興味深かったなぁと思いました。