学校給食を食べきれない事の半分くらいは「おいしくない」からだと思う。私がダメだったのは……
・生野菜サラダに入った星型チーズ
サラダの水分を弾くチーズの油分が見事に分離して口の中で歯に絡みつく。また、このチーズは味がほぼ無く、余計に気持ち悪い。
・生野菜サラダに入ったフルーツ
みかん、りんご、干しブドウ等。サラダにそんな甘さは求めていない。そもそもサラダ自体がそんなに好きじゃないのに、変な物を混ぜ合わせてさらに混乱させてくれるな。
・ホワイトシチューに入った紫色の豆
まったくなじみのないドぎつい紫色の巨大な豆に、私は見た目だけで吐き気がした。宇宙生物の卵的なその見た目は厳しい。今まで生きてきて、給食のシチュー以外でこの紫色の豆を見たことが無いので、他にどこで食されているのかいまだにわかっていない。
ここでいう紫色というのは小豆のようなものではなく、藤色とでもいうような、薄い青か、灰色に近い、パステルカラーっぽい紫色のことだ。
・酢豚に入ったカシューナッツ
カシューナッツの香りと食感が酢豚と絶望的に合わず、何度戻しそうになったか知れない。今んとこ私の中で最強のゲロマズ料理。なんで本場でもこれが結構ポピュラーな感じなのか謎でしょうがない。甘酢あんが染みているわけでもなく、どう食べてもただのカシューナッツでしかない異常なまでの存在感は、異物でしかないと思う。
給食で美味しくて大好きだった! みたいなものは、正直言ってあまりない。総合的な栄養素を考えて追加したのであろうものが合っていないんじゃないかなと思う。または追加したものが大人の味覚では美味しいと感じるものだったとか……。
父の時代には脱脂粉乳とかがすごくまずかったとか聞いたことはあるが、飽食の時代などと言われて久しい昨今、必須栄養素にそこまで気を遣う必要があるんだろうか? そもそも家庭で朝晩何を食べているかわからないのに、栄養バランスも何もないのではないのか? 食べ残しが発生しない美味しい物を提供する方向でいいんじゃないのかな。
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