夜空の星と蛍の思い出

夏の夜に見上げる、降るような満天の星空の感動!

昨日のマイミクさんのコメントで、子供のころの田舎の星空を思い出した。
星座の知識などなく、解るのは北斗七星に北極星、天の川の星群ぐらいだったが、
庭の椅子に座って見上げる星空は見飽きることはなかった。

また、毎日新聞夕刊には野坂昭如さんの「火垂の墓」の舞台という夙川の螢の写真が載せられている。
田舎の湧き水を源流とする川の上にはあふれるほどの源氏螢が乱舞しており、
物語のように捕まえて帰って蚊帳の中で飛ばしたものだ。
が、その螢も当時の強い農薬のせいか、中学にあがるころから見なくなった。

世の中　明るく便利になった代わりに失ったもの。
都会の夜も、シーズンに一夜ぐらいネオンなどの明かりを消して、「星に願い」をささげられる夜を作ったらどうか?