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2020年06月28日12:45

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米国の「Black Lives Matter」を受けて考える


欧州の田舎町で。

雰囲気の良い料理店を見つけた。 
しかし 中に入ると私たち日本人は歓迎されなかった。
すぐに出てゆくようにと 店主が丁寧な英語で促す。「入り口の看板が目に入りませんでしたか」と。

言われて読めば『アジア系の人の入店はお断り』と分かりやすい英語で書かれている。
私たちは 読まずに入ってしまったことを詫びた。
店主はつづけた。「日本人ですか。じつは私自身は歓迎なのですが常連客の多くが嫌がるのです。食事がまずくなるのだと。どうかご理解を」と。
 
すこぶる納得。私たちは店主の紳士的な説明にむしろ心癒された。
周囲が嫌がるのを無理して居場所をえても良い環境は生まれない。
気にすることはない。料理店は他にいくらでもあるのだ。私たちを歓迎してくれる常連客も居ないはずがない。

 
人は誰しも違和感を避けながら生きている。

1. そして違和感をもたらすものから出来る限り距離を置こうとする。
2, ときに人は違和感をもたらすものに敵意を抱く。
3, 人によっては攻撃的になる。
4, 挙句には暴力を振るう。
 
1.は容認すべき。「内心の自由」「選択の自由」にかかわるのだから。
2.は難しい。
3.と4.はけっして容認してはいけない。

■米国のBlack Lives Matterを受けて考える日本の問題
(HARBOR BUSINESS Online - 06月28日 08:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=219&from=diary&id=6136927
 私が最初に人種的偏見を体験したのは、親の仕事の都合で米国カリフォルニア州にある白人がマジョリティの田舎町に引っ越してから数年が経った頃でした。壁にボールをぶつけて遊んでいたときに、白人の友達と口喧嘩になったことがきっかけでした。

◆身をもって経験した偏見

 「お前は余所者(よそもの)だ」

 当時、「余所者(よそもの)」という英単語(Foreigner)を理解できず、なんども聞き返したのを覚えています。やっと理解できたときは、落ち込みました。(Foreignerは、「外国人」という意味のほかに、「よそもの」のような排他的な意味合いで使われることがあります)

 ただ、その後米国で体験した人種的偏見に比べたら、小学生のときの経験は軽いほうでした。「チンク」(中国人に対する侮辱語)や「グック」(アジア人に対する侮辱語)、「ジッパーヘッド」(起源は多々あるようですが、ひとつの説は、米軍兵士がベトナム戦争中に現地の人々を射殺した際、頭がジッパーを開けるように破裂したから、というものです)などの侮辱言葉は日常的で、「フラットフェイス(平らな顔)」、目を釣り上げるなど外見を揶揄されることもありました。身体的な暴力(ヘイトクライム)の被害を受けたこともあります。

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