先ほど書いた。働き方改革
その実体験を紹介します
1.有休取得
やはり、人員不足などがあり、急には始められないので、実際には数年前から通達が回っていたらしく、昨年4月にいきなり、年間の有休取得予定日を決めなさいと言う指示が、全社員にありました。
年間カレンダーに、10日分、予定日を記入して公開し、マネージャーは、それを実現するための施策を実施しなさいという内容でした
法的には5日以上ですが、ギリギリではなく、余裕を見ていたわけですね。
もちろん、病気とか急な用事の場合は、これまで通り、直前に変更するのは構わないという前提です。
うちは、生産工場なので、僕らみたいな事務職は良いとしても、生産ラインは人数が欠けると回りません。
なので、さらに1年前から、契約社員を多数採用して、戦力として育ててきた模様。
その結果、毎日の朝礼の時の連絡事項は、「今日はだれだれさんが有休です」と言うことになりました。
2.残業低減
数年前から、全社員のパソコンのシャットダウン時刻が自動的に打刻されるようになりました。
その結果が、事前申請の残業時間とずれていると、部長報告になります
なので、課長は必至で部下が帰るように、見て回るようになりました。
その結果、これまで40H平均だった残業が、20Hを切るようになり、現在では、18時を回る頃には、事務所が真っ暗になるようになりました。
これは私が居る工場内での状況ですが、工事やサービス部門は苦労しているようです。
お客様やゼネコン相手だと、自分の都合だけで動けない
なので、契約社員を増やすだけでなく、振り替え休日の取得をフル活用している様子。
それでいろいろ問題は出てきてはいるようですが、なんとか回っているとのこと。
やれば出来るもんですね
誤解のないように言っておきますが、決して現在、うちの会社の負荷が低いわけではありません。
と言うより、労働力減少に備える為、我々の設備は飛ぶように売れ、工場生産量は、2年前の1.5〜2倍になっています。
また、これはうちの会社だけに限ったことではなく、私が担当する工事現場にも如実に表れています。
今年のGWに、,担当する現場の搬入打ち合わせを行ったところ、GWは全休だとのこと!!
私も今の仕事を担当するようになって何年にもなりますが、連休に工事しないという選択肢は、聞いたことがありません
この時期は、工事の稼ぎ時であって、遅れを挽回する大チャンスなのに、休日出勤対策として工事を止めるとは!!
やはり世の中自体が変わってきているようです
また、今回の法律は、全企業一斉スタートではなく、「大企業は2019年4月から、中小企業は2020年4から適用される」となっています。
「うちの職場、全然そんな気配もないよ」と感じられる方の職場も、きっと来年に向けて、準備が進んでいると思います。
これまでは、単なる管理目標だったものが、罰則付きの法律になったわけですか、うちの職場だけはこれまで通り、と言うわけにはいかなくなったわけですから。
実は今日も、本来ならば、飛び石連休の中日のはずですが、4月の時点で、この日は、「有休奨励日」とし、取引先に対しても案内が出ていました。
さすがにサービス部門は一斉休業は無理ですが、同日数を休ませるように指導されています
世の中、本当に変わってきてますよ。
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