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2019年10月18日10:29

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【ドラフト会議】 独立リーグ・今年の指名は9人、最高順位は本指名3位!

昨日のドラフト会議で指名された選手と、今季のリーグ公式戦成績を列挙します。
今年は四国アイランドリーグプラスから4人(本指名2・育成2)、ルートインBCリーグから5人(本指名1・育成4)が指名されました。関西独立リーグは、残念ながら指名無しでした。

松岡 洸希(BC埼玉武蔵・投手・右右)埼玉西武 3位
32試合(27回2/3)0勝2敗、防御率3.58

上間 永遠(四国IL徳島・投手・右右)埼玉西武 7位
15試合(70回2/3)4勝4敗2H、防御率1.40(リーグ1位)

岸 潤一郎(四国IL徳島・外野手・右右)埼玉西武 8位
69試合243打数65安打3本塁打25打点35盗塁、打率.267

平間 隼人(四国IL徳島・内野手・右左) 読売 育成1位
69試合228打数63安打2本塁打27打点43盗塁(リーグ1位)、打率.276

加藤 壮太 (BC埼玉武蔵・外野手・右左)読売 育成2位
67試合258打数80安打7本塁打35打点29盗塁29、打率.310  

樋口 龍之介(BC新潟・内野手・右右)北海道日本ハム 育成2位
66試合243打数86安打19本塁打69打点11盗塁、打率.354 

長谷川 凌汰(BC新潟・投手・右左)北海道日本ハム 育成3位
22試合(118 回2/3)11勝1敗、防御率2.05

畝 章真(四国IL香川・投手・右左) 広島育成3位
24試合(68回2/3)5勝5敗、防御率3.28

松山 真之(BC富山・投手・右右)オリックス 育成8位
23試合(24回 2/3)0勝2敗1S、防御率4.74


今年の目玉は、埼玉西武3位指名の松岡選手! 3位指名は中日・又吉克樹投手(前・四国IL香川)の2位指名(2013年)に次ぎ、埼玉西武・伊藤翔投手(前・四国IL徳島)の3位指名(2017年)と並ぶ、歴代独立リーグ選手2位タイの高順位です。快挙です!!  埼玉県出身、BC埼玉武蔵から今回、埼玉西武へと言うことで、まさに我が埼玉県の星!
この人は高校時代(埼玉県立桶川西高校)は全くの無名で、元は内野手だったのが、三年生で投手に転向。高卒で独立リーグ入りし、僅か一年で3位指名を受けるという、マンガみたいな成長を果たしました。
独立入りしてからサイドハンドに変え、最初はMAX132kmだった球速が、現在ではMAX149kmだそうです。若くて投手キャリアも浅いので、伸びしろも期待できますね。
私は8月29日のvsBC茨城で、二番手で登板した松岡投手の投球を現地観戦している……のですが、あんまり印象に残っていません(汗)。サイドハンドだなぁ、と思ったぐらいです。埼玉武蔵が8点差で勝っていたこともあり、簡単に三人で抑えていました。
上記の今季成績を見てもパッとしませんが、実は全てリリーフでの登板で、最長1イニングです。西武でも、そういう使われ方になるでしょうね。

上間永遠(うえま・とわ)投手も現地で見ました。7月19日の、千葉ロッテ二軍vs四国IL選抜の交流戦で先発。5回を投げて被安打8(ソロホームラン1)・与四死球3・失点3という内容で、3〜5回に1点ずつ取られましたが、格上相手に粘りの投球で、なんとかかんとか持ちこたえ、先発の役割を果たしました。メンタル的には期待できそうですね。ただ、二軍相手にそういう結果だったので、即戦力と言うには無理があるかも。この人も高卒一年目なので、じっくり下で育てて欲しいです。

岸選手は、明徳義塾高校出身で、投手として甲子園を沸かせた人です。故障で投手を断念し、野手転向して、今回の指名に至りました。ネームバリューのある選手なので、活躍すればすぐに人気者になれそうですね。

平間選手は四国IL徳島で、巨人・増田大輝選手とチームメイトだったシーズンがあり、一緒に内野を守っていたのです。今でも親しく、増田選手から野球用具を貰ったりする仲だとか。今度は東京ドームで、一緒に活躍して欲しいですね。
171cm・76kgと、如何にも独立の内野手らしい小柄な体格ですが、なに、プロ入り当時の増田選手だって172cm・62kg(今は68kg)だったんだから、平気平気。
前述の千葉ロッテ二軍vs四国IL選抜交流戦で、タイムリーヒットを打ったのを見ました。この人は五年間も徳島にいて、北米遠征に参加したりしていたので、ネット中継等で見る機会が多く、「頑張っているなあ、でも、今年ぐらいがラストチャンスかなぁ」と思っていました。それだけに嬉しいです。

加藤選手は、今季開幕後に埼玉武蔵入りするや、たちまちクリーンナップを任され、「NPB注目の選手」と言われるようになりました。前述のvsBC茨城でも、左越二塁打に中前打と活躍していました。この人は左打者なのですが、特に二塁打はレフトフェンス直撃の当たりで(と言っても、両翼90mと狭い熊谷公園球場での話ですがw)、逆方向に強い打球を飛ばせる辺り、大型打者の片鱗が伺われました。しかも俊足です。三軍スタートだと思いますが、平間選手ともども、早期の支配下登録を期待しましょう。

樋口・長谷川・畝(うね)・松山の四選手についてはよく知らないのですが、長谷川投手はドラフト有力候補として、名前が挙がっていましたね。
樋口・長谷川両選手は日ハムの育成ですが、日ハムは昨年初めて、育成選手を獲得したんですよ。一人だけ。それが、前・BC富山の海老原一佳選手です。(他に、戦力外となった森本龍弥選手が育成再契約。)
今年、育成を三人獲って、うち二人がBCリーグ、ということは、海老原選手の育成獲得に球団首脳部が一定の評価を下した、ということなんでしょうね。樋口・長谷川両選手も、後に続く独立リーグ選手の為にも頑張って欲しいところです。

畝投手は、広島の一軍投手コーチである畝龍実さんの息子さんなので、もしかしたら「縁故枠」なのかも知れません。広島は2012年の富永一選手(元・四国IL徳島)を最後に、ずーっと独立の選手を獲ってこなかったですしね。(ただし、独立に外国人選手を派遣することは多い。今や中心選手となったフランスア投手も、四国IL高知に派遣されていた。)
ただ、理由はどうあれ、指名されたからには結果が全て。頑張れ。
MAX142kmは少々物足りませんが、緩急をつけた投球を得意とするそうです。今季の後期公式戦では5連勝を挙げています。

松山選手は今回のドラフト・育成ドラフト会議の全指名選手中、最後の指名となりました。独立リーグの選手には、時々あることです。「残り物に福がある」を実現して欲しいですね。それにしてもオリックス、育成8人とは、随分獲りましたねー。


■プロ野球ドラフト会議を終えて 12球団監督のひとこと
(朝日新聞デジタル - 10月17日 19:54)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5829942
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