mixiユーザー(id:7710403)

2020年06月02日09:41

204 view

敗北が約束されている不毛な戦い

僕は毎日仕事をしていると慢性的な疲労を感じています。
そしてそれらが積もると、疲労感も著しくなり、いよいよドカッと疲れてしまうことがあります。
そんな僕は職場では精神が弱く、体力もないと言われています。
確かに仕事が終わると堪らない疲労感を覚えることがあります。
そんな僕は精神をもっと強く持たないといけないと常に自分に言い聞かせてきました。
体力を付けようと筋トレに励んだこともあります。
でも効果はいまいち。
特に精神面については、強くならなくては、強くならなくてはと長年、随分自分を追い込みましたが、結局何ら成果は上がりませんでした。

しかし最近、様々な心理学や精神医学の良書を読み進める中で、これはどうやら自分の精神構造的なものが大きく関係しているのではないかと思うようになりました。

自分は仕事に加え、仕事の中で「敗北が約束されている不毛な戦い」を延々と繰り広げていたのではないかと思うのです。
それは心当たりがあるだけでも以下のようなものがあります。

・全ての人に好かれようとする戦い
・物事をこなす上で全てミスなく完璧であろうとする戦い
・他人の全ての期待に応えようとする戦い
・自分の肉体的疲労、精神的落ち込みはあってはならない、もしくは払拭しなければならないという戦い

いわゆる完璧主義の心理状態。
戦う前から結果は明白。完全何てあり得ないので、僅かな失敗がポロポロと出てきます。すると少しの失敗でも全てが失敗に感じられてしまうのです。
そして自分は駄目だと落ち込みます。
あまりにも極端であり得ない発想に執着している。
完璧を目指すのはいいけれど、完璧に固執してはいけない。
自分で馬鹿だなと思います。
でもそれは半ば強迫観念となって自分自身に執着させるのです。
そしてその理由も分からない。
加藤諦三先生は幼少期の記憶に何らかの問題があり、それと向き合い、受け入れることが重要と述べているけれども、今度改めて思い起こしてみようと思います。

そして上記の「敗北が約束されている不毛な戦い」に加え、下記のような、これまた極端な思考の癖があります。

・一時的肉体的精神的疲労(及び一時的挫折による落ち込み)がピークの際の暗い下で思考する際、これが延々と続くのではないかと極端に考えてしまうこと。
・一つ悪いことがあると全てが悪く感じる心理状態
・一人の人に嫌われると全ての人に嫌われたように感じる心理状態
・他人の自分より優れた所を見出しては、他人を完璧視し、自分は不完全な人間だと落ち込む心理状態

要は物事を近視的にあり得ない程極端に捉える傾向があるということでしょうか。
しかし、我ながら書いていて屈折しているなと思います。
どうしてこうなってしまったのだろう。
この原因は一体どこにあるのだろう。

ただ確実に言えることは、こんな思考の下で生きていたら、酷い疲労を感じてしまっても仕方がないことだし、この先の未来においても、心理的に健康で建設的な生き方は難しいのだろうなと思うのです。

何とかしたいと思います。

今は慰めになってしまうのかもしれないけれども、この屈折した思考状態の中で、人一倍疲労と混乱をもたらす中で、自分の精神と肉体は、一生懸命になって生き続けて来てくれたこと。
何度か鬱病を患って辛い思いもしたけれども、その中でも一生懸命肉体と精神は生きようとしてくれていたのだと思います。
そこは労ってあげなければと思います。

僕は精神的にも肉体的にも弱くない。
ただ思考が著しく隔たっている故に、それらの症状が出てしまう。
それを何とか対処していきたいと思うのです。

鬱病は再発しやすい病気と言われているけれども、投薬治療で脳機能が回復したとしても、きっとこの隔たった思考の下で再びストレスを抱え込んでしまう傾向があるから、再発してしまうのだと思います。
そう思いたい。
鬱病は完治出来ない病気ではなく、思考癖を変えることで根本的に回復出来る病気だと思いたいです。

更に展開させるならばアルコール依存症も関係してくるのかなと思ったりしています。
ストレスのはけ口にアルコールを飲むスタイルで、かつ手放せないような依存症スタイルの人は、思考癖による過度のストレス状況下にあると思うのです。
または、アルコールの陶酔感に浸っている時に感じる、ある種の気が大きくなっているような万能感の中に、完璧になれないくせに完璧主義を捨てられない自分を、あたかも完璧主義を実現させた者として、その場限りだけ確かなものとして見出しているのかもしれません。

鬱病者とアルコール依存の関係性もして指摘されていることもあると言いますが、そういうことも関係してくるのかなと思います。

今は資格の勉強でなかなか時間が割けないけれども、自分の事でもあるし、様々な本を読んで自分自身のこの隔たった思考癖の原因を探し出し、何とかこれはいかんと思うところは治していきたいと思っています。






7 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する