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2019年04月21日17:52

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新入りと長老

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 今回は定年を迎えるにあたり購入したノートPC3台のお披露目です。うち白い14インチ機と黒い11インチ機が新品、銀色の11インチ機はOSなしの中古ですが状態は新品にしか見えないのになんと3200円! ピカピカなのになぜここまで安いのかといえば内蔵ストレージが8GBという少容量だからで、処理そのものはサーバーに任せ処理結果をモニターするシステム内で運用するタイプのシンクライアント端末と呼ばれる業務機だからでした。それでも8GBもあれば軽量Linuxなら十分動かせるので、64bit機でもありここではUbuntu派生の軽量OSのひとつBodhiLinuxを組み込んでいます。最近のものだけに無線Lanも5Ghz帯に対応していて、正真正銘の拾い物でした。その店にはまだ在庫があるそうなのでPuppyLinux用にもう1台買っておいてもいいかなとも考えているところです(ちなみにメモリは2GBでした)

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 新品の白と黒もこれと似た発想のシステムを軽量化させたもので、どちらも4GBのメモリと64GBのストレージという構成ですが、実は彼らは敵同士。黒いAcer機はGoogle社のChromeOSを搭載したChromebookと呼ばれるもので、中では高級機種に相当する画面でタッチペンが使える機種(ただしイラスト用途というよりマウスの代わりという位置づけらしく、ペン先に対する追随はアバウト気味です)のため5万円ちょっと。安いものは3万円台からありました。日本では数年前から都市部の大型店で目にすることがあった程度でお世辞にも普及しているとはいえませんが、お膝元のアメリカでは低価格帯でそこそこのシェアを占めているそうで、マイクロソフト社がその対抗策として最低限のストレージとメモリのマシン向けに出したWindows10sというストアアプリしか組み込めないよう制限を設けたバージョンを搭載しているのが白いほうというわけです。そんなわけでこのASUS機は僕が初めて購入した新品で2万円台のWin10ノートです(ただしドンキホーテが2万円弱で出したものがあったとか、ショップブランドで最小限の構成なら3万円弱のものがあったとかいう例ならばネットでいくつか見たことがありました)

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 そんなこんなで格安ノートもずいぶん進化したものだと思い、僕が初めて買ったノートPCを引っ張り出してきました。今から20年以上昔のPCが10万円を切ればローエンドだった時代のもので、買ったのは近所のローソンです(その店は今も同じ所にありますがPC販売こそとっくに手を引いてはいるものの、前回書いたような事情で今後もお付き合いは続きそうです)安くするためには何かを削らなければならないのは今も昔も同じことで、このミニノートのメモリーは購入時24MB、最大まで増設してやっと40MB。ハードディスクの容量も810MBというもので、OSがWin95なのを思えば余裕のないものでした。そのことは今回買ったWin10s搭載の白いASUS機も全く同じなのですが、それでもローエンド機ばかり買ってきたからこその感慨もやはりそこにはあるわけで、文書を書くことにしか当時も(そして今も!)使えなかったこのIBMマシンの日立製OEM機と比べれば値段は1/3なのにここまできたかと思うばかり。幸いにしてドライバが入手できたおかげでWin3.1にダウングレードして使ってきた小さな長老さまはフロッピードライブが故障した時点で第一線を退いたのですが、赤外線通信機能があるおかげでWin95や98世代のノートも活きている我が家ではまだ完全引退していなかったりするのです。今回の新入りたちと同じく末永く付き合っていくつもりです。

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 なお3月の誕生日には乾電池が使えるからという理由でNikonのこれもローエンドのデジタルカメラを買ったので、今回はこれで初めて撮影してみました。20世紀も終わり近くに買ったSONY製のフロッピーとメモリースティックが使えたカメラの内蔵バッテリーがさすがに弱ってきたからですが、大きさが違い過ぎるためかなかなかピントが合いません。ただしフラッシュの映りこみは明らかに少なくなっていて、こういうところも改善点なのだろうかとこれまた感慨に浸ったりもしています。

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