mixiユーザー(id:7640532)

2021年11月28日22:55

16 view

第5508話  購買意欲さん

細部に神が宿るってよく言われますよね。
フィクションであれリアリティを追求するのであれば細かい部分にまで気を配るっていうのが創作の基本でもあると思うんです。
日本沈没を見ていてさ、日本にいる小栗旬とアメリカカリフォルニアにいる杏さんが電話で話すシーンがあったんだけど、
日本は昼間で、カリフォルにはも昼間でした・・・
ちなみにね、ラジオの生番組で町山智浩さんと電話をつないで話を聞くコーナーがあるんだけど、
その時東京はお昼の3時過ぎ、そしてカリフォルニアの町山さんは夜の10時過ぎなんです。
日本とカリフォルニア州には17時間くらいの時差があるんだそうです。
おいおい、マジかよってそのシーンを見た瞬間に声が出ましたよ。
そういう部分のディテールって大事だと思うんですけど。
まさか制作者サイドってそこを理解してないわけないと思うんだけどさ・・・

どうも、ともんじょです。

韓国映画でSFってみたことがなかったですね。
っていうかあったか?
今回見たのが「ソボク」っていう韓国映画です。
徐福っていう字のハングル読みです。
徐福って言うのは秦の始皇帝の家来の一人で始皇帝の命令で不老長寿の薬を作るために旅に出た人の名前です。
で、この映画は最新の科学技術で病気にならない不死身の体を持つ人間がでてきます。
主人公はこの人間を作り出した製薬会社の汚れ仕事をしてきたエージェントでしたが、
病気によりやめていました。
しかし、不死身人間を移送する仕事につきその途中に武装集団に襲撃され、
不死身人間のソボクと逃亡することになります。
この不死身人間が不死身なんだけど弱いです、定期的に成長抑制剤を打たないと死ぬし、
銃で撃たれても死ぬし、怪我も普通にする、
けど、サイコキネシスを使えて銃弾とかを跳ね返すし、人を吹っ飛ばすチートキャラです。
序盤は結構かったるい感じなんだけど、終盤がよかった、
イケメン俳優同士の乳繰り合いで終わらずにキッチリ科学技術の暴走や組織による人命の軽視なんかを批判していて、胸がグッとくる場面はあるものの、
もうチョイこうした方がおもしろくなるんじゃないかなって余計なお世話な事を考えてしまいました。
ハボクの不死身設定の使い方とか人間性の成長だとかを描いた方がもっと感情移入できたかもしれないですね。
おもしろかったがゆえに惜しいって思っちゃいました。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年11月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930