mixiユーザー(id:7640532)

2021年11月26日22:58

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第5506話  優しさと給料

どうも、ともんじょです。

今ボクは「アシモフ」を読んでいます。
って人に自慢するのってちょっとカッコ悪いよね。
作家の名前を出して本読んでいますアピールはできるだけしたくない。
けど、アシモフの書いたSF小説って、大衆娯楽よりも古典に近い位置になっていると思うのですが。
しかも、「ロボット3原則」なんて現代のAI研究やロボットの研究にも多大な影響を与えた概念でですよね。
そして今回読んだのはそのアシモフの作品です。
SF小説の古典と呼ばれている名作だそうですよ。
「鋼鉄都市」を読みました。
先日ラジオで聞いたおススメのミステリーで紹介された一冊です。
人間とロボットと宇宙へ開拓に行きまた戻ってきた元地球人(劇中では宇宙人と呼ばれている)を取り巻くある殺人事件をめぐる物語です。
宇宙人の科学者が何者かによって殺害されます。
人間が手をかけることは不可能な状況でもあり、ロボットの犯行が疑われます、
しかし、ロボットには人間に危害を食われることが禁止されています。
宇宙人は地球人の刑事と人間そっくりなアンドロイドに事件の調査を指令しますが・・・
これを読んでいて何か見たことあるなって思っていたらすぐに思いだしました。
PS4の「デトロイト・ビカム・ヒューマン」だなって、
アンドロイドを巡る事件を追いかける、ロボット嫌いの刑事とアンドロイドのコンビが出てきて、
ぶつかり合いながらも事件を通じて絆を深めていくっていう流れ(選択次第ではとんでもない方向へ行っちゃうけど)も、
ロボットに仕事を奪われて失業してしまった人々が反ロボット運動をしているってい背景も似ていましたね。
間違いなくデトロイトはそこを意識して作っていると思います。
影響しているだけあって、かなりおもしろい小説でした。
ロボットに殺人はできるのか、宇宙人が地球に戻ってきた目的は、ロボットと人間の共存は可能なのか、
フィクションを通じて今後人類に起きるであろう問題を60年以上前に書いていたってすごいですよ。
これはよんでよかったですね、ただちょこっと難しかったので読みなおす必要もあります。
SFの古典を読むっていうの楽しいものです。
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