mixiユーザー(id:7640532)

2021年04月08日23:05

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第5274話  ターン制手続き

どうも、ともんじょです。

サイレントトーキョーを見てなんかもやもや感が残っているので、
日本を代表する爆弾テロ映画を見てみました。
「新幹線大爆破」っていう昭和の映画を知っていますか?
その名もずばりの新幹線に爆弾が仕掛けられるっていう話。
これはのちの作品に大きく影響を与えた映画になっています。
時速80キロ以下になると爆弾が起爆する。
聞いたことあるでしょ、そうキアヌ・リーブスの代表作「スピード」はこの映画からインスパイアされて作られた映画です、監督もそういっています。
東京発福岡行きの新幹線に爆弾が仕掛けられたと鉄道会社に電話が入ります。
その爆弾は時速80キロ以下になると爆弾が起爆すると脅迫してきます。
鉄道会社は最初は信じていませんでしたが、北海道に同じような爆弾が仕掛けられ列車が一台吹っ飛ばされます。
犯人は身代金を払えば解除方法を教えると要求します。
犯人とそれを追う刑事、新幹線の司令室、新幹線の運転士、それぞれの視点で事件が描かれています。
最初から犯人が誰なのかわかっていて、警察とのとりものと、
そして、運転士と司令室が乗客を人質にとられる極限状態でのやりとりが繰り広げられます。
この群像劇感がサイレントトーキョーにはないんですよ。
パニックになる群衆はいるけどそこのドラマに描き方が雑で、ただのパリピがウェイウェイいうだけですよ。
新幹線〜は色んな人が大騒ぎするんです、妊婦がぶっ倒れて、お題目を唱える団体客。
カオス。
で、珍しく犯人に肩入れのできる描き方で、1970年代で社会から見捨てられた男たちの復讐劇でもあります。
なんとか完全犯罪を成し遂げようと計画を練りますが、警察との攻防でその計画が狂っていくんですよ。
緊迫感がる映画なんですけど、いかんせん時代の流れっていうのがあるもので、
今ならアウトだね表現だったり、今なら突っ込みどころになっている部分っていうのがあってさ。
取り乱した女性に思いっきりビンタ喰らわせたりします。
そして、この映画の最大のポイントは、
「柔道部」と「喫茶店の火事」です。これが良い味を醸し出していますよ。
なんか今風にもアレンジのできるお話ですよ。
まあ、当時の国鉄が協力を渋ったっていうくらいだから、JRは簡単に首をタテに振らないでしょうね。
ただ、おもしろかったのは確かですよ。
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