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2021年04月06日23:08

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第5272話  プレミアムな愚物

部屋の掃除ってやろうって思うと腰が重くてなかなか切り出せないでいる、
ところが、いざ始めるとあっちもやってこっちもやってとなってきりがなくなる、
そして、終わるとすごくさっぱりして、掃除は定期的にしないとダメだなって思う。
けど、そろそろ掃除しないとなって思うと腰が重い。
掃除機をかけてホコリを払うだけでも気分転換になりますね。このループも込みでの掃除です。

どうも、ともんじょです。

「偽史」って言葉を聞いたことあります?
それと「偽書」とか。
ニセモノの歴史ってことです。このニセモノ歴史の裏に偽書、ニセモノの資料っていう存在があります。
「捏造の日本史」っていう本を読みました。
簡単に言うと、誤った資料によって歴史が間違って解釈されてしまうことを言います。
その偽史を研究している人がいて「原田実(はらだみのる)」さんの著書のです。
数年前までは普通に歴史の教科書に載っていたような出来事や言葉が後の研究によって書き換えられるっていうことがありますよね。
本の中にもあったけど「聖徳太子」っていう名前が使われなくなったってあるじゃないですか。
あの名前は聖徳太子が亡くなった何百年後につけられた名前だって。
まあそれは良いんですけど、ここからが偽史です。
なぜかこの名前の変更によって聖徳太子なんかいなかったんじゃないかっていう説が出てくる。
テレビなんかでよく見る、異説なんかで紹介されますよね。
この異説っていうのがいつの間にか通説になってしまい教科書や出版物になって紹介されることがあります。
「捏造の日本史」はそれをいくつか紹介しています。
源義経は生き延びてチンギスハンになったみたいなものはちゃんとした資料っていうものがなくて、創作が独り歩きして人に知れ渡ってしまったとか、
歴史の出来事に関して通説だったはずなのに資料そのものがずさんなまさに偽書で説が覆されてしまうっていうことがあります。
だからね、数十年後や数百年後に歴史の評価がどう変わってしまうのかっていうのはすごく重要なことで、適当なことをやっちゃいけないんです。
歴史修正主義者っていうのがいますけど、いつの日か彼らの行いが実を結んで歴史にとんでもない影響を与える可能性だってあります。
それは右も左も関係ありません。左の過ぎた自虐感が影響を与える可能性だってありますよ。
本の中にも「かわいそうなぞう」の話があって、戦時中の動物園の動物を殺すように命令したのは軍がしたっていう話になっていますけど。
実は軍はそういった命令を出してはおらず、戦後にこの物語を創作するにあたって当時は何でも悪いことは軍のせいにすればいいっていう考えが物語に影響を与えてしまいました。
これだって偽書だし偽史ですよね。なので、歴史に与える影響っていうのをしっかり責任もって取り組まなきゃいけないことをこの本では紹介しています。
これは勉強になるからぜひ読んでください。
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