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2021年04月01日22:59

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第5267話  スゴ腕の変遷

どうも、ともんじょです。

昨日読み終わった「コルトM1847羽衣」で気になった部分がありました。
「頭、危ない!」っていうシーンがあったんです。
「頭」って書いていました、さて、皆さんならなんて読む?
「あたま」ですよね、普通なら、じゃあこの物語を知っていたら?
この小説では渡世人っていう今でいう反社会勢力の人たちがたくさん出てきます。
そのグループのリーダーが重要人物でもあり、主人公のお炎を支援してくれる頼もしい仲間なんです。
渡世人たちのリーダーだから「頭」は「かしら」なんですね。
なので上に書いた「頭、危ない!」は「かしら、あぶない!」になりますよ。
これってホント日本人にしかできない漢字の読み方ですよね。
日本語を勉強外国の人たちの難関なんですって、同じ漢字で読みが何個もあるっていうのが、
「頭」は「あたま」でもあり「かしら」でもあり「ず」でもある。
これは前後の文脈で推測するしかない、この読みわけが相当難しいんだそうですよ。
自分でも何でこんな風に読めたのかっていうの改めて考えると、日本語の難解さに気づかされてビックリしました。そして、おもしろいですね言葉って。

日本人にしか読めない文章っていうのがありまして。それを紹介しておきますね。
なぜか日本人はスラスラいけるんですよ。

「今日は一月一日。元日の日曜日で絵に描いた様な日本晴れ!明日の二日は晴れたら天日干した後、初日の出の絵日記でも付けよう。」

「日」の読み方にはこれだけのバリエーションがあり、日本人はほぼ使いこなせているんですよ。
日本人よもっと自信を持っていいんだぞ。
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