第５２６４話　　針山紛失

サッカーのオリンピック代表のアルゼンチン戦の２戦目がなぜか中継がない。
え？勝ったの？しかも３-０で？
なんでやねん。

どうも、ともんじょです。

この間「トレーニングデイ」って映画を見ておもしろかったので、
日本にもこんな感じの映画があったから見てみました。
｢孤狼の血｣です。
このミス受賞作の映画化です。
広島のやくざの紛争を取り締まるマル暴の刑事の話。
新人の正義感に燃える刑事の日岡が主人公で、やくざとの間に信頼関係のあるベテラン汚職刑事の大上やり方に疑問を持ちながらも抗争を食い止めようとします。
まあ、胸糞悪いやくざの世界、それにどっぷりつかった大上のやり方はホントいらつきますよ。
あれなんですよ、ボクはそもそもヤクザって存在が大嫌いで(やくざにからまれた経験があるため)やくざって存在を好意的に描く映画やドラマの類も存在意義すら全否定してしまうほどなんですけど、
やっぱりむかつきますね。
幹部連中の自分の手を汚さないやり方、人殺しを手下にやらせて警察に逮捕れたら昇進を約束する。そして、口を開けばマユを細めてしまう下劣な言葉。
嫌いですね。そんな奴らと一緒になっている悪徳警官ってういうのが理解できませんよ。
実際に小樽でもやくざに捜査情報を流していた海上保安官がいましたね。
そんなに旨みのあることなのでしょうか？
いいえ違いますよ、あれはお互いに心に信頼していないから弱みを握りあって状況に応じて裏切るのが目的です、どっちが先に裏切るかの世界です。
情報と金だけがつながりを確かめる手段でしかないから賄賂やらが飛び交うわけですよ。
これはトレーニングデイでも同じです、良い関係のように見えるけど、ものすごく脆い関係性になっています。
孤狼の血はトレーニングデイとは違った方向に話が進んでいきますけど。
そりゃそうなるわなって結末を見て思いましたよ。
やくざ嫌いだわぁ〜。