mixiユーザー(id:7640532)

2021年01月21日23:02

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第5197話  闇送迎

どうも、ともんじょです。

ネットフリックスにるろうに剣心の追憶編があったので見始めたんです。
剣心の人斬り時代の話と巴との出会いの話ですね。
これが今年公開される実写映画の完結編になります(副題がダサすぎて口に出したくない「Beginig」ってなんじゃ?)
これだけでも十分映画になりえる話なので映画としては期待してもいいかもしれませんね。
そして、劇中では新撰組との死闘が描かれています。
そう、新撰組です。
「燃えよ剣」を読み終わりました。
上下巻セットで1000ページ越えですよ、新年早々大作でした。
けど、同じ土方歳三を扱った京極夏彦さんの「ヒトごろし」は1400ページ越えでしたが。
目線が全然違っていたからどっちがよかったとかは正直ありませんでした。
上巻では池田屋事件が描かれていて。
下巻では新撰組内の粛清の話だったり、大政奉還がなされて戊辰戦争が起きて、箱舘戦争で土方名死ぬまでが描かれています。
いいよね、函館で土方が討たれるって、ネタバレじゃないよね、歴史なんだから。
実は生きていて網走刑務所に送られるのはフィクションですよ(ゴールデンカムイより)。
池田屋事件を契機に存在感を一気に知らしめた新撰組でしたが、
正直それ以降は下り坂っていってもいいかもしれない・・・
内部のゴタゴタもあるし、結局は王政復古になるし、戊辰戦争からは負け続けることになりますから。
そんな中で土方は新撰組の副長として喧嘩屋としての生きざまを見せつけようともがくんです。
徳川が総大将として全く使い物にならなくて早々に見捨てられたっていうのに、
それでも戦い続けて北へ北へと落ち延びていく様は哀れに思ってしまいました。
何もそこまでって思いますよ。けど、土方は誰かをまきこもうとは思っていなくて、自分の死に場所を探しているようにも見えました。
ボクにはこんな生き方はできそうにないですね。
この本は今後定期的に読みそうな気がします。
戊辰戦争の詳しい部分を知ることができたのが一番の収穫ですね。
小樽人としては、もう少し永倉新八の出番が欲しかった、最後の方で少し見せ場があったけど、
初期の新撰組での活躍がト書きベースだったのが少し惜しい。
おもしろかったですよ、読んでよかった。
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