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2021年01月13日23:02

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第5189話  長居無用

茶の間のテレビが沈黙しております。
本体に問題はなさそうなのですが、電波を受信してくれない。
屋根のてっぺんにあるアンテナに何かあったと予測されます。
しかし、外から見てみると、アンテナに何か問題があるようにも見えない。
しっかり立っているし、着雪しているようすもない、ケーブルも切れている様子もない。
一体何が起きているのかわからないのですが、一つだけ可能性があるのが。
ブースターがいかれたってことですかね。
ブースターっていうのは受信した電波を増幅してくれる機会のことです。
茶の間のテレビのアンテナケーブルにはこのブースターが付いているのですが、
実はこのブースター、相当古そうなんです。
型番を調べた結果、メーカーにも存在していないくらいの代物。
もしかしたらこれがいかれて受信できなくなっている可能性があります。
ただね、アンテナ修理の業者に電話したらさ、家の近くの業者探しに苦労しているらしく、
いつ来るのか全く分からない状況となっております。
幸いなことにテレビは生きているのでPS3をフル活用して、YOUTUBEやらネットフリックスをかけております。
その中でも意外と落ち着くのが、たき火の映像。ただただ燃えている所を映しているだけのものなのですが、これがずっと見ていられる。あとはニュースチャンネルを流しています。
速報性はないけども。明日には直りそうにないな。
違うところにすればよかったか?

どうも、ともんじょです。

今年1冊目。
今年も継続して筒井さんを読んでいきますね。
その第1弾が「朝のガスパール」です。
1990年代に書かれたSF小説なのですが、新聞連載される際にあるアイデアが採用されているんです。
それは読者の投稿の意見や感想を反映させるっていうのと、その意見の中には当時始まったばかりのインターネットを利用して意見を募ったりしています。
これって京極さんの「ルーガルー」もこの形式を採用していますよね。
もしかしたら、先駆けだったのかも。
小説の話もこのインターネットっていうのがメインテーマです。
ネットのゲームにのめり込む旦那と、ネットの株取引にのめり込む嫁が主人公です。
ネットゲームができる男のたしなみになっているために家庭や仕事をかえりみずにのめり込んでいくんです。そしてその旦那に呆れかえっている一方でハイソサエティの社交界でいいふりこく嫁。
この関係が後にとんでもないことを起こしてしまいます。
これを買う前にあらすじだけを読んだ時に、ボクの想像が空回りして、今のラノベのゲーム世界系(ソードアートとかオーバーロードとかゴブリンスレイヤーみたいな)に似ているのかなって思ってしまいましたが、そこまで現実とゲーム空間のごちゃまぜになっているってわけではありませんでしたが、最後まで読むとその片鱗はありました。
そして、この小説を執筆している作家が出てきたり、ある筒井作品とのクロスオーバーがあったりします。次はこれを読んだ方が良いのかな。
30年前の実験的な小説としてはおもしろいものになっています。
投稿にブチ切れる作家とかおもしろいですよ。
黎明期のネットも大して今と変わっていないんだなって、何も進化しちゃいなかったってことね。
そこはがっかりです。
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