mixiユーザー(id:7640532)

2020年06月01日23:07

75 view

第4963話  通り過ぎた助太刀

フライパンが新しくなりました。
ホーローコーティングで摩耗検査は200万回をクリアしたものです。
これまで使ってきたのはせいぜい50万とか100万とかなので長持ちしてくれるかもしれませんね。
焼きそばやらチャーハンなんかが作りやすくなってくれそうだ。
道具の使いやすさも料理の味に影響します。
ってことはフライパンのせいとかにはできないってことか。
言い訳できなくなる。

どうも、ともんじょです。

待ちに待った「天気の子」を見ましたよ。
予告編の映像は前半部分でほぼ構成されていることに気が付きました。
地元の街が嫌になり家出して東京を目指した高校生「帆高」、目的地の東京は異常気象によって雨が降り続いていました。
そんなある日100%晴れ女の「陽菜」に出会います。陽菜は祈るだけで雨を止ませて晴れ間を作り出すことのできる不思議な力を持った女の子でした。
二人はこれを使って晴れを作り出す仕事を始めますが、その能力には秘密が隠されていました。
予告編だけではあまりあらすじが見えてこなかったじゃないですか。
監督の新海さんの前作「君の名は」ではあらすじは一言で伝わりましたよね。
入れ換わってる?!ですから。
晴れさせる女のこと家出少年の成長物語ですか。
まあ終盤は予想もしない規模の話にはなりますよ、君の名はもタイムラグとかは予想外でしたよね。
この話は意外な方向へ行くっていう部分でいうと、君の名はと共通している部分っていうのがあってね。
忘れ去られた文化っていうものがあるわけですよ。
とりあえず神事として行っているモノの本来の意味や、儀式の由来が忘れ去られてしまうことがある。けど、存在は残ってしまっている。
忘れ去られたけど存在するもの。これですよ。
その本来の意味を理解した瞬間に世界と対峙する覚悟を決断させられるっていう話ですね。
10代の男女の色恋沙汰じゃなくて、戦いなんです。運命っていう奴との戦いですよ。
うわぁ、カッコつけてるぅ。でも、見ていてそう考えました。
終盤でのある決断についてどう思うのかっていうのは見ている側にゆだねられます。
これまた自分はどう思うって考えさせられるモノになっています。
が、しかし、これだけは言わせてくれ。
主人公の帆高の考えの甘っちょろさは序盤すごくイライラします。
背景に何があったかわからんけど、何を根拠に自分はひとりで生きていけるっていう確信があったのか問い詰めてやりたいです。
10代の内は子供なのです、早く大人になり気持ちというのは否定しません、大人になりたいっていうのと、自分はやれるっていう自信はイコールではないんです。
やまれぬ事情で自立を求められた10代の子たちは少なからずいます、それでも、彼らを支援しようとする大人が存在するわけですよ。全くの一人立ちは困難を極めますから。
子供の内は大人に甘えろなんて言う大人もいます、寄生してなんぼだとも言う人もいます。
そこの認識が甘くてちょこっとイラっとしてしまう部分はありますよ。
そこをどう評価すかですね。
けど、映像もきれいだし、壮大な物語でもあるからアニメとしてすごくよくできています。
見てくださいな。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年06月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930