第４８９８話　　遮光チョップ

昼間にNHKで黒沢明作品を放送していましたね。
「羅生門」ですよ。
芥川龍之介の「藪の中」が原作の映画。
盗賊と殺された武士とその妻の証言が食い違うっていう話。
人間の心の暗部を描いた群像劇です。
率直に言わせてもらいます。
今それぇ？！
なんで見終わった後にウニョ〜ンってならなきゃならんのですか。
黒沢作品のエンターテインメント作品だっていろいろありますよ。
「用心棒」「椿三十朗」とかちょっと重めで「天国と地獄」とか、第一歩としていい作品があるにもかかわらず。羅生門・・・悪いものじゃないけど、時節柄重すぎですよ。
こういう話をすると用心棒が見たくなります。
考えておこうかな。

どうも、ともんじょです。

今回の教訓。
鰹節はケチらずたくさん使え。です。
さぬきうどんを食べたいって思って、丸亀製麺のかけうどんのつゆを再現しようと思ったんです。
だしが強めでしょうゆやみりんのいわゆる「かえし」は弱めの味付けのあれ。
色々ネットで調べて鰹節やらニボシなんかを買ってきて出しから始めてみました。
初めて作ったにしてはよくできているとは思いましたが、
自分の想像していたモノとは少しかけ離れていました。
いくつか反省点があるのでここに記しておきましょう。
まず、鰹節が少なかった。ネットにあるレシピの量ではとがった感じの出しの香りは出しきれません。これじゃ足りないだろうなって思って多めに入れたけど、いっそ倍以上入れればよかった。
それくらい入れても良かったかな。ますはそこ。
次に、絞らないです。
だしをとったらつゆを越します、その時にキッチンペーパーを絞って残存のだしを入れようとえぐみが出ちゃいます。
透き通ったつゆを作りたいのなら絞らず、ドリップさせた方がいいですね。
最後に、お湯も多めに、昆布もカツオもニボシも水分を吸い取るので相当多めに水を用意した方がいいですね。
以上の３つを守って次こそはいい感じのうどんつゆを再現したいと思います。