第４８６３話　　家族で見る総集編

買ってよかった。マジかぁって叫びながら読んでいます。
まだ読み始めなので感想を紹介するのはもう少し先になりそうですが。
予告ですね。
「海堂尊」さんの「ナニワモンスター」っていう小説がすごい。
これは新型インフルエンザが発生した日本が舞台の医療小説です。
ただねそのストーリー展開が今ニュースで見ていることにめちゃくちゃだぶって見えるんですよ。
フィクションの世界だし、新型インフルエンザだから比較しちゃいけないだけど、
この対応は本当にあっているのだろうか？
感染症の評価はこれでいいのか？
国民の反応ってこんなに残念なのか？
５年前に発売されて、２００９年の新型インフルの流行をもとに作られた小説なのに、
今と重なる部分がありすぎる。
読んでいるボクも冷静にページをめくっていかないとね。
気になる人は読んでください。

どうも、ともんじょです。

本格ミステリーなのかな。
前作がクトゥルフなミステリーだったのに対して、続編はミステリーでした。
「鏡の中は日曜日」を読みました。
先日紹介した「黒い仏」の主人公で探偵の「石動戯作（いするぎぎさく）」が１４年前に起きた鎌倉の梵貝荘での殺人事件に挑むっていう話。
殺人事件自体はそんなに難解な感じの事件ではないんだけど、
構成が複雑怪奇。
何人かに分かれたストーリー進行の章分けになっていて、
その目線が不穏でね。
読んでいるうちに「自分が絶対に騙されている」って思いながら読んでいました。
まあそれはその通りだったけど、もう一罠があってちょっとビックリ。
黒い仏のような「なんじゃそりゃああああ！」な異次元展開は起きませんでした。
これと比較してしまうと地味に感じてしまうんだろうけど、おもしろいミステリーではあります。
さらなる続編もヘンテコな作りのミステリーらしい、
気になる。