mixiユーザー(id:7640532)

2020年01月16日23:04

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第4826話  原野に投げる

どうも、ともんじょです。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見たんです。
「クエンティン・タランティーノ」作品はいくつか見ています。
特にキルビル以降の作品はちゃんと見ております。
それ以前の映画も見ないとダメなんだろうけどさ。
去年わりと話題になった作品で、レンタルを待っていました。
1969年のハリウッドで落ち目の俳優とそのスタントマンの仕事やプライベートを描く一方、
俳優の家に引っ越してきた映画監督と女優も描かれています。
名前を出すと何が起こるのかわかる人もいるんです。
先の二人の俳優とスタントマンは架空の人物なんだけども、
引っ越してきた監督と女優は実在するひとなんです。
「ロマン・ポランスキー」と「シャロン・テート」の二人、特にシャロン・テートはキーパーソンです。
ボクはこの映画が公開される前にひょんなことからシャロンテートのことを知り、
その直後にこの映画の存在を知り、どうなるのかすごく気になっていたんです。
映画を見るか、シャロンテートについて調べるかはご自由に。
何年も前に読んだ小説に出てきた「チャールズ・マンソン」がこんなことでつながるとはってビックリしました。
でね、問題はクライマックスもなんだけど、この映画自体なんて言ってのいいのかわかんないんですよ。
2時間40分もある映画で、長いって思うでしょ。
全然長さが気にならない。あっという間に終わりました、そして、ちょっと楽しかった。
1969年ころのハリウッドの雰囲気を再現していて、意外と聞いたことのある俳優の名前や映画やドラマの名前や音楽が出てきます。
すごく悪い言い方すると、懐古主義のおじさんの思い出話かよって突っ込みたくなる映画でもあります。
過去の栄光とこれからのキャリアについて悩む主人公が中心なんだけどね。
無駄な会話で話が進んでいくんですよ。
このシーンいる?って思うようなシーンで構成されている映画。
無駄なようで無駄じゃない。なんなんだこれ?って小首をかしげながらずっと見られる映画でした。けど、楽しい映画。
コレがタランティーノマジックなのか。
これの前に「ヘイトフルエイト」も3時間近いのに、無駄に思えるパートが組み合わさっていたような気がします。
どう評価すればいいの?
町山さんの解説を聞いた方がいいのかな。
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