第４８２１話　　丁寧天狗

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１００万曲って意外と手薄。
ある曲はあるが、ないアーティストはツタヤよりも薄い。
これよりも有料サービスだともっと曲数が多くなるのですけど、
月５００円だから。
まあ、この月５００円で動画に音楽に送料無料の好待遇だから文句の言いっこなしです。
ネットにつながっていなくても利用できるのがいいですね。
楽しませてもらいますよ。

どうも、ともんじょです。

わかりやすいSF映画。しかし、話は難解です。
「アド・アストラ」を見ました。
宇宙探査に出かけ行方不明になった父親を捜しに宇宙飛行士が宇宙を目指すっていう話。
ホントそれだけなんだけどね。
一筋縄にはいかなった。
まずは宇宙表現が忠実なんです。宇宙空間だから音がなかったり、爆発した破片が銃弾の如く飛び散って襲い掛かってくる。
ここ数年のリアルな宇宙描写が意外と好きなんです。
広い宇宙なのに人の活動は制限されてせまっ苦しい空間じゃないと活動できないこのジレンマ。
この閉塞感が恐怖を呼ぶんですよ。
そしてストーリー、主人公はブラッドピットが演じる宇宙飛行士なんだけど、何事にも動じなさ過ぎて物事に無感動な人間で、常にどこか満たされない人でね、映画はこの飛行士の独白ベースで進んでいきます。
この心の闇っぷりが広大な宇宙の冒険をせまっ苦しくしてきます。
抽象的で「ん？」ってなることが多くて大変でした。
そして行くとこ行くとこでハプニングに襲われてしまう、運がなさすぎなんです。
狭くて息苦しい宇宙映画ですこれは。
「ゼログラビティ」や「インターステラー」みたいな宇宙映画です。
ぜひ、息苦しい宇宙をお楽しみください。