第４７６７話　　頭は打楽器

雪と雨で外がびしょびしょでしたね。
雨で濡れてツルッツルになった路面で転んだ郵便のバイクを助けました。
何故、あの配達員のお兄さんは「いいです、いいですから」って遠慮し続けたんだろう。
結局まっすぐ安定して立てるまでバイクを支えてあげましたが、
あれをやっていなかったらずっと手こずっていたんだろうな。
あんな路面状況でもバイクで走るって大変だね。
お礼に切手の一枚でもくれればよかったのにね。
何かのお礼のためにやったわけじゃないけどさ。
遠慮しすぎだ、もっと甘えてくれてもいいんだよ。

どうも、ともんじょです。

麻薬所持で捕まった女優。
そのニュースだけやればいいのに、なんで十年以上前の発言までほじくり返して報道するんだろう。
それはそれ、これはこれでしょうよ。
ああいう発言をしたからこんなことになったんだ、因果応報だとでも言いたいのかね。
それはない。
でね、薬物依存症は病気である。っていうのをよく聞くようになりました。
一度ハマったらやめられなくなる、理性が効かなくなる。
そうなってしまった人はもう病気なんだから克服に力を貸そうじゃないかっていう風潮がありますね。
わからなくもないが、納得もできない。
病気なのでしょう、辛いのでしょうね、薬が切れて禁断症状が出たら。
それを和らげるのに、また摂取するっていう負のスパイラルなんですね。
その鎖を断ち切るのが大事、そのためにも依存症患者への偏見を捨てて見守りましょう、だって。
いや、この薬物依存っていうのは病気なのかもしれないけど、世にある多くの病気とは一つだけ大きく違うものがあります。
それは、法を犯さないとなれない病気だってことです。
↑で説明したとおりに薬物依存になると人生終わるっていっても過言じゃないことが起きます。
薬欲しさに他の犯罪を起こしたり、中毒で錯乱状態になって暴れ出したり、他人に迷惑をかけるんですよ。
そうならないために、薬に手を出した段階で犯罪にしているんです。
それはもう何十年も何百年も言われてきたこと。
沢尻だって知っていたはず、ピエールさんも、田代まさしも。
けど、それを知って禁止薬物に手を出して依存症になってしまった。
これをかわいそうな患者として扱えって、何か引っかかりません？
支える？うぅぅん。家族ががんばればいいんじゃないですか。
ちゃんと克服ができたのなら、復帰してもいいんじゃないかとは思いますよ。
すねに傷は残るけどね。
けど、弱者ではないよ。そのバランスが難しいか。
認めたくないけど、仕方がないって割り切るしかないのかもね。