第４７６４話　　温い装備

どうも、ともんじょです。

待ちに待った新作なんだからゆっくり読むべきなのか、
待ちに待った新作はおもしろいからズンズン読み進めていってあっという間に読み終えるか。
難しいところだね。
「十二国記　白銀の墟（おか） 玄の月」
十数年ぶりの長編新作は全４巻、総ページ１５００ページを超える大作になりました。
けどね、あっという間でした。
王と王を補佐する麒麟が行方不明になった戴（たい）が舞台。
前作でなんとか戻ってきた麒麟「泰麒」はいまだ行方の知れない王「驍相（ぎょうそう）」を探す旅に出ます。
奪われた戴を取り戻すことができるか過酷な戦いが始まります。
まあ３巻の終盤までは夢も希望もない、ゲンナリするようなことばかりでした。
しかし、４巻での大団円までは我慢ですよ。
あとは、泣かないように気をつけて。
いやぁおもしろかったですね。
国を取り戻す戦いでもあるけど、結局は内輪もめなんですよね。
そこが悲しい部分でもありますが、悪役がいい感じにムカつくんですよ。
そんなことで国をこんな目にあわすのかこの野郎！ってぷりぷり怒っちゃいます。
とても面白かったけど、とても疲れます。
２回目はいつ読もうかな？
もう続編が気になる。あの世界ではいくらでも話が作れるだろうから。