第４６４２話　　除をする機械

最近はネットリテラシーは学生だけじゃなくて、
ネットを触り慣れ始めた中高年も必要なんじゃないですかね。
病気療養中のタレントさんのブログに誹謗中傷の書き込みを繰り返したことで札幌の主婦が書類送検されました。
ある番組ではこの主婦に直接インタビューをしていたんですが、
一切悪びれる様子もなく、死ねは言ったけど殺すは言っていない、死ねだけじゃ脅迫にはならないと思った、みんな同じような書き込みをしている方自分も書き込みをした。
って言っているんです、ブログを見ているうちにいろんなサイトで色んな情報を目にして、
ブログの内容が嘘ばかりだって思うようになって、誹謗の書き込みに一緒になってかき込んだらしいです。
全くリテラシー、情報の取捨選択と読解力のなっていないお人ですね。
たださ、最近ネトウヨの平均年齢が相当高くなっているんだってさ。
それも↑と同じようにネットに触れ慣れ始めた連中がネット情報を鵜呑みにして信じ込んで集団心理に飲み込まれて差別的な書き込みを繰り返しているんだって。
おいおいいい年した大人のやることかよ、子供に言葉を選んでモノを言えとか、人の気持ちを考えて発言しろとか、教えてこなかったんですかね。
なんか怖くなってきた。
どこかで再教育できないものか、学校でもネットでの振る舞い方とか教え始めているのにね。

どうも、ともんじょです。

ネットは怖い、以上！
いやいや、そうじゃなくて、ミステリー映画ですよ。
「スマホを落としただけなのに」をみたんです。
スマホを落としたことでとんでもないトラブルに巻き込まれるカップルの話です。
タクシーにスマホを忘れた彼氏の田中圭が、そのスマホをハッキングされて彼女の北川景子が狙われちゃうんです。
一方で警察は長い黒髪の女性が殺害された連続殺人を追いかけていました。
一見関係のない二つの出来事に接点はあるのでしょうか？
まあ簡単に言うとネットで起きている色んなトラブルや犯罪を解説してくれるって話ですね、
のっとり、なりすまし、ウィルス感染、ハッキング、ネット詐欺。
こんな犯罪があるんだよ、気をつけようねっていう裏側で猟奇殺人が起きているって感じ。
でさ、めちゃくちゃ気になったのがさ。
たびたび犯人の後ろ姿が映るシーンがあるんです。
そのシーンがさ、カーテンを閉め切って暗い部屋でモニターの画面だけがやけに明るくなって、
その画面を犯人が貧乏ゆすりしたり、爪を噛んだり、興奮してフンガフンガ荒い呼吸したり、
コンビニのパンをむさぼったりしているんです。
もうさ、この表現いつまで続けるん？
この画面がさ時代によって違うんだよね、アニメだったり、ゲームだったり変わっているんだけど、シーンとしての表現はほぼ変わんない。
今の時代にこうやっている奴っているのかね？
あまりにもステレオタイプな異常犯罪者描写じゃないでしょうか。
もう少し考えようよ。
ミステリーとしては悪くないんだけどさって言ってもミスリードしてくるのはイラッてくるけどね。