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2019年04月26日23:07

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第4551話  調子のいい花冷え

平成の仕事納めでした。
なんだその大みそか感は?っていうかネットでもそんな突っ込みを見かけました。
どうやら地上波のテレビもそんな心持のようですよ。
さながら年末特番だって。
そういうボクもね元号が変わる前に部屋を掃除しようかなんてたくらんでいる一人です。
まあそもそもがホコリがたまってきたらやらなきゃなって言うのがあるからね。
元号の変わり目っていうのはアリもしない大義名分ですよ。
そういうとそれっぽく聞こえるじゃないですか。
きっとあれでしょ、カウントダウンなんかもするんじゃないですかね。
さすがにこれには参加する気は毛頭ないですけど。
もう令和って書かれた書類を多く見ています。

どうも、ともんじょです。

わざわざ3巻に分けなくてもって思っています。
1冊にするには多いけど、上下巻でいいと思いますよ。
ダン・ブラウン「オリジン」を読みました。
この間上巻を読んだって話をしましたね。
そこから中と下巻はあっという間に読み終わっちゃいました。結末が知りすぎたくて。
未来学者が見つけたある発見、それはこれまでの宗教の概念を覆しかねない危険なものだった、
その学者が世界中に発表をする最中に暗殺されてしまう。
発表の場にいたラングドン教授は学者に作った人工頭脳「ウィンストン」とスペイン王子の婚約者で博物館の館長である女性と一体何が発表されるのかを探りだそうとします。
ダヴィンチコードシリーズの最新作です。
今回はね謎ときというよりも宗教と科学の関係性についてずっと考えさせられる内容になっています。
ただ、これは一神教の国特有の問題であって多神教の文化である日本やアジアの人には少し理解しづらい部分があると思います。
数日前に書いた上巻の感想でも、この違いが問題だっていいました。
簡単に言ってしまうと、神話と現実をわけ隔てできているかっていうのが違いなんですね。
欧米なんかでは未だに進化論を否定している人はいるし、地球の歴史が9000年くらいだっていう考えをもっている人が少なくありません、
作中でも紹介されていますが、アメリカの国会議員ですら化石を古代の動物の骨であるっていうの疑っている人がいるくらいです。
それに比べると日本人って日本人はスサノオノミコトの垢から生まれたとか信じている人ってほぼいないですよね。
まあ一部古事記由来の「皇紀」なるものを推し進めようとする人はいますよ。
けど、科学を否定してまで本気ではないでしょうけど。
この差が、実は物語のクライマックスで衝撃を受けるかそうでないかが分かれるんです。
ボクもその結末の部分を読んでみて「へぇ〜ふぅ〜ん」ってなったくらいですからね。
ええええええええ!!はなかったし、それは宗教への冒涜だ!とはなりませんでした。
日本人には分かりづらい概念ではあるけど、人類の未来について改めて考える機会になるんじゃないでしょうかね。
神話と現実を分けて考えられているんですよね、日本人って。
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