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2018年11月26日23:03

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第4399話  やっとこさツワモノ

どうも、ともんじょです。

この間読んだ本があまりにも問題作でした、
森見さんの新作「熱帯」なんですが、
熱帯の作中にはいくつかの有名古典が登場します。
アラビアンナイトやジュールヴェルヌ作品や宝島、そして、ロビンソンクルーソー。
無人島のサバイバルエピソードが物語に影響を与えているんです。
アラビアンナイトはそうそう手を出せないのですが、ヴェルヌや宝島はすでに読んでいました。
けども、ロビンソンクルーソーは知っているけど読んでいなかったんです。
そしたら、ボクの蔵書にはロビンソン・クルーソーがあったんです。
小学生の時に祖母が定期購読してくれていた子供のための世界名作文学、
小学校の図書室にあるタイプのアレです、当時のボクはまだ読書に目覚めていないので全然読めていなかったんです。
そんな罰あたりなボクの蔵書にありまして、読んでみました。
感じが少なくて逆に読みづらかったんですけど、意外と大人でも楽しめる。
若干のダイジェスト感はあるけど、ストーリーはしっかりと把握できるので悪いものではありません。
無人島に漂着したロビンソン・クルーソーのサバイバル生活。
貨物船に乗っていたモノだから意外と物資が豊富な中での生活で、
食料も簡単に確保できるし、住まいもいい洞窟で生活ができているんです。
ただ、孤独だったって書いていました。
そんな生活が二十数年経ったくらいで初めて島に住む先住民とトラブルになります。
ウソォって思いますよねそりゃ。
で、実はこの島に漂着した途端からロビンソンは先住民にビビります。
ビビりながらの暮らしなんですけど、先住民が現れるのは二十数年後、ってなんじゃそりゃ。
そんな先住民にビビっている理由が「奴らは食人人種で襲われたら食べられちゃう」っていう懸念。
すんごい決め付けによるビビり。
いざ、先住民を見つけた時なんだけどロビンソンと同じような漂着者が先住民に捕まっている所に出くわすんです。
漂着者が食べられちゃうって焦って先住民を襲撃して救出します。
大丈夫かロビンソン。
それだけじゃないんですよ、その助けた漂流者、白人じゃない人を助けた結果。
そいつを召使にしてしまうロビンソン、たがいにやすけ合う仲間じゃないんだね。
この本の解説にもありましたが、この本が発行されたのは18世紀、
白人の優勢意識がすごく高かった時代で、ロビンソンは白人至上主義を素で行く存在だったんです。
孤独な島生活は仕方がないにせよ、そういうときでも人を使役するっていう気概は変わらないんだなってちょっと残念に思ってしまいました。
時代なんだろうなって古典を読んで気がつかされますね。

ちょうどのタイミングでのインドの先住民が宣教師を殺害したニュースには正直ビビった。
ロビンソンはあながち間違っていなかったのか?
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