どうも、ともんじょです。
今年99本目なんですって、数えてみたら。
2年連続で100越えしそうですね。
で、その99本目が少し異色ですよ。
イタリア映画です。うわぁおっしゃれぇ〜、いいえ、おしゃれじゃないです。
「皆はこう呼んだ鋼鉄ジーグ」
クソ邦題かよと思われたかもしれないんですが、原題も鋼鉄ジーグが入ります。
一応説明しておくと「鋼鉄ジーグ」とは永井豪さんのダイナミックプロを代表するロボットアニメです。
ヨーロッパではマジンガ―Z・グレートマジンガー・グレンダイザーなど、
70年代のロボットアニメが日本以上に大人気だったんです。
今でもドイツやフランスのテレビ歴代視聴率の中にグレンダイザーやグレートマジンガーが入っていたりします。
意外と日本のアニメって欧米に入りこんでいるそうで。
この映画も鋼鉄ジーグをモチーフに制作されました、原作者の永井豪さんからは太鼓判をもらっているそうですよ。
ただね、ロボットアニメではありません。
暗い映画です。
ローマに住む孤独なチンピラ「エンツォ」が事故で不法投棄された放射性廃棄物の中に入ってしまってしまい、
その影響で超人的な力を得てしまいます。
そしてあるチンピラグループの抗争に巻き込まれてしまいます。
そんな中同じアパートに住む精神を病んでいる女性にパワーを使っているところを見られてしまい、
彼女はエンツォが大好きなアニメの鋼鉄ジーグだと信じ込んでしまい、エンツォは彼女を守りながらチンピラに戦いを挑みます。
最初は悪いやつなんです、力に目覚めて最初にするのがATMを襲うことですから。
けど、彼女の影響で少しずつ心変わりをして最後は人のために力を使うようになるんです。
けっこうおもしろかったけど、もうちょっと脚本をいじれば面白くなれたかなって感じですね。
悪くなかったですよ、決して。
日本でもこういう感じの映画が作れそう。
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