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2017年12月11日23:13

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第4049話  雇われ喝采

東京の神社で起きて凄惨な事件。
歴史と格式のある神社だけに生まれる溝っていうのはさぞかし深いのでしょう。
兄弟で憎しみ合って命まで奪ってしまうっていうのはあまりにも悲しくないですか。
家もそうならないように気をつけないとね、ってそんな溝を生むような遺恨はないですよ。
大丈夫です、一方的に小言を言われるだけですから。
でね、事件の起きた神社って東京でも有数のパワースポットと呼ばれているらしいです。
そこに行けば何かしらのご利益が期待できるんだとか、
昨今のこのパワースポットブーム(笑)の論理が正しいとするのなら。
パワースポットにいればパワーがもらえるのであれば、何故今回こんな凄惨な事件は起きたんですかね。
パワースポットと呼ばれるところに住んでいる人、もっと言えば神に仕える仕事に人っていうのは常にご利益の恩恵を受けてとても幸せな人生を送られているはず、
金銭的には恵まれているのかもしれないけれども、それが対立の原因を生みましたよね。
モテまくった結果、女にだらしないと判断されて神職から外されてしまいました。
何を持ってご利益とするんですかね、パワーって何なんでしょうか。
信仰心ってそうそう都合のいいものじゃないってことですよね。
パワースポットって言葉がすたれてくれればいいですね。

どうも、ともんじょです。

クリスマスにはまだ早い。
スターウォーズはもう目の前にある。
日本人よ忘れていないか、12月の重要なイベントを。
12月14日の「討ち入り」があるじゃないか。
準備はお済みですか?はい、ボクは武器の準備は済んでいます。
おそろいの羽織がまだ届いていないけど。
なんか毎年これくらいの時期なるとクリスマスに対抗するために忠臣蔵の日をアピールしていますね、去年は忠臣蔵の映画とテレビ番組について話していた記憶があります。
で、今年は本を紹介しますよ。
「忍法忠臣蔵」です。
今年は変化球です、忍法ってついているってことはボクの好きな作家作品であるっていうのは言わずもがなですよ。
「山田風太郎」さんの小説です。
さっきも言ったけど、今回は変化球です。
赤穂浪士の討ち入りを妨害するために送りこまれた刺客の上杉家の十人の忍者と、
この刺客を止めて違う方法で妨害する(エロ忍法で骨抜き作戦)ために同じ上杉家の重臣が送った六人のくノ一とくノ一を率いるアウトロー忍者の戦い。
この上杉家っていうのは吉良上野介と親戚関係があって吉良を守ろうとしています。
赤穂浪士、忍者、くノ一の入り乱れた戦いです。
ご心配なく、エロ忍法は今回もございます。どんなのかはここでは言えないけれども。
一方の刺客忍者たちの忍法はわりと地味です。
ドン引きする技を持っているとすれば、主人公の一人のアウトローですかね。
活け造りを用いた技はドン引きますけど、物語のカギを握る技です。
忍者同士の戦いはさることながらこれまで光の当てられにくかったところが描かれています。
赤穂藩は刃傷沙汰の一件でお取りつぶしになります。
赤穂の藩士たちは吉良への復讐を誓いますけど、なにより勤め先が無くなってしまったわけです。
そうなると、自分の生きていくことと仇打ちを果たすことを天秤に掛けなければいけなくて、
後者を選べば生活が犠牲になってしまうんですよね。
家族を巻き込んでしまいます、その家族についてちょっとした出来事があります。
このシーンで忠臣蔵の見方が変わりましたね。
どんなことが起こってどう見方が変わるかわ興味あったら読んでみてください。
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