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2017年01月27日23:06

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第3731話  雪上百足

あー買っちゃった。
久しぶりにこの食玩を買ってみようって思ったモノを買っちゃった。
「ワーディアン」っていう食玩。
簡単に言ってしまうと、アルファベットが変形するっていう代物です。
数年前に同じようにドハマりした食玩「文字バケル」と兄弟みたいなものです。
同じメーカーだからね。
ただね、文字バケルとの大きな違いは、変形構造。
もじ〜はパーツを一度バラバラにばらして組み込み直すっていう構造なんです、なのでまずは説明書で変形を理解してからの練習なんですが、
ワーディアンは一度変形を覚えれば簡単にできます。
バラす必要がなくて隠れている足を出したり、顔を起こしたりして変形させる簡単な構造。
アルファベットがモンスターに変形するんです。
「D」がドラゴンに、「F」がフェンリル(狼)に変わります。
めちゃくちゃいいデキ。
変形・戻す・変形・戻す・変形・戻す・変形・戻す
午後はこれで日がくれました。
コンプリート難しいですね、いいデザインとイマイチのデザインがあるから好きなデザインをある集めることにします。
一人手遊びが好きな人間には十分な代物です。
ヤバイ、次の欲しくなってきた。

どうも、ともんじょです。

「武曲(むこく)」を読みました。
武士道シックスティーンシリーズ以来の剣道を題材にした小説です。
これが映画化されて、先に予告編のネットで見つけてどんな話なのかって思い買ってみました。
あらすじの説明が難しいな、二人の男を中心に話が進みます。
一人は有名な剣道家を父に持つ元アルコール依存症の高校の剣道部のコーチ。
そしてもう一人は剣道部とのトラブルをきっかけに剣道を始めることになった高校2年生の男子。
高校生はラップに興味があって日々リリックを練っている剣道とは程遠い所にいました、しかし、剣道を始めることで剣道に少しづつ引き込まれていきます。
そこで剣道と禅の言葉に興味を持つんです。
ずぶの素人なのに素質を剣道部を指導している禅宗のお坊さんに見込まれて稽古を重ねていきます、ここの敬意っていうのが少しスラムダンクっぽい。
一方でこの剣道部のコーチはというと鬼のような「殺人刀」と呼ばれる剣道をする父親の影から抜けることができなくて、
新人の剣道に父親の殺人刀を思い起こしてしまい、自分で深みにはまっていきます。
剣道小説なんですけど、スポコンや青春モノとは少し違う、文学でしたね。
言葉が紡がれていくんです、登場人物の心理描写から剣と剣のぶつかり合いも。
スピード感よりも、武道独特の緊張感が描かれています。
有段者のボクでも読んでいて緊張感が伝わってきました。
が!
じゃあ剣道の物語としてはどうなのか?
コーチのエピソードはいいですよ、ある中の剣士の話ですから。
問題は主人公の高校生。
身体能力を活かして見よう見まねの剣道で偶然良い一本を打ち込むことができて、そこを見込まれて剣道を始めた。
ここはいいです、そういうこともあるでしょう。
でもね、そこからですよ、全然うまくなっていないし、基本もできていないのに、強くなろうっていう気持ちだけが先走っているんです。
ちょっと周りの期待が過剰なんですよね、もう少し丁寧に教えてあげればって、初めて数カ月でそんなに急激に上手くならないって高校から始めた友達の成長過程を見ていたのでそこが引っかかっちゃったんです。
そこからの話が少し、リアリティがないなぁって思っちゃいました。
どこまでを受け入れればよかったのかな?
決して悪い話じゃないんだけども、そこだけ気になっちゃった。
けど、初めて読む緊張感のある剣道小説でした。
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