mixiユーザー(id:7640532)

2017年01月22日23:04

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第3726話  ドラゴンじゃらし

とうとう年下の横綱が誕生するんですね。
今日の初場所で稀勢の里が優勝して横綱昇進がほぼ決定だそうです。
これで19年ぶりの日本人横綱が誕生なんだとか、
日本人とか外国人とかの線引きは正直好きではないのですが19年ぶりっていう数字には少しびっくりです。
あっという間にプロスポーツ選手は大抵が年下になっていましたが、
横綱だけは最後の砦だったと思います。
この年になれば次は監督とかコーチに年したが現れるのでしょうね。
おじさんなんですね、もう。
まずは新しい横綱が誕生することを喜びましょうか。

どうも、ともんじょです。

外と隔絶された島で、そこには独自の因習があって、よそ者を嫌う。
そこで殺人事件なんて起きてごらんなさい。
日本人の大好物じゃないですか!
歴史的なミステリーのシチュエーションですよね。
そういうボクも好きです。そんな一冊。
「黒祀の島」を読みました。
「十二国記」でおなじみの「小野不由美」さんの作品です。
知り合いの女性ライターが故郷の島に帰ってから消息がつかめなくなり、
彼女を探すために調査会社の主人公がその生まれ故郷の島に降り立つところから話が始まります。
独自の因習のせいでなかなか捜査が進まず困っている所に数日前に起きた陰惨な殺人事件の話を耳にします。
殺人事件が消えたライターと何か関係があるのか、島の住人たちは何を隠しているのか、
謎が謎を呼ぶミステリー小説となっております。
主人公の式部(しきべ)さんて言ったかな、まあ博学でさ、神社で見たご神体から事件解決の糸口やらをあててしまうんですよ。
うらやましい、陰陽五行説の相克の関係とかが完璧に頭に入っているんだから。
事件自体はリアルタイムで起きるんじゃなくて数日前に起きているから調べにくい。
事実を積み重ねて論理的に事件の真相を探る様はすごかったですね。
やっぱり独自の因習っていうのはなぜああも奇妙で背筋が寒くなるんでしょうかね。
そういうの好きです。
早く十二国記の続きが読みたいので、小野不由美作品を読みました。
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