第３３０６話　　さらば御大！

どうも、ともんじょです。

今日はこの話をせざるを得ないですよね。
漫画家の水木しげるさんが９３歳で亡くなりました。
訃報を聞いた時は思わず「え？」って声が出ましたけど。
９３歳の大往生なんですもんね、
お疲れさまでした、の一言ですね。
やっぱり水木の御大のおかげで今のボクがあるようなものです。
「ゲゲゲの鬼太郎」に出会ったからこそ今のボクがいるわけで、
鬼太郎がなかったら日本中の子どもたちは「妖怪」っていうものに触れる機会って少なかったかもしれないですね。
ボクは「戸田恵子さん版」の鬼太郎世代です。
ボクの家には鬼太郎だけじゃなくて、御大の書いた妖怪の図鑑が３冊あります。
今でも開いて読んでいますよ。
小学生の時に買ったモノから、１２００円くらいする分厚い文庫版の図鑑。
これのおかげでボクの頭の中には妖怪の引出が豊富になりました。
妖怪を知ったおかげで日本の文化にも興味を持つことができましたから、
そこから古事記とかおとぎ話なんかにも触れることができました。
水木の御大のことだから、もうあの世で閻魔さまなんかと妖怪談義に花が咲いて、地獄の様子なんかを見学させてもらって、新しいマンガのアイディアでもねっているんじゃないですかね。
ホントにありがとうございました。

ボクは水木の御大に「国民栄誉賞」を授与すべきだと思います。
日本の文化発展に大きく関わった人なんだから。
でも、奥さんは丁重にお断りするんだろうね、それも御大らしくていいけど。