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2015年05月10日22:46

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第3102話  似顔絵墓標

母の日なので母にカーネーションをプレゼント。
喜んでくれました。
よし、これくらい恩を着せておけば来週のボクの誕生日には何か期待できるかもしれないな。
・・・おいおい・・・
かわいい感じのフラワーアレンジメントを買いました、
っていうか知り合いのお花屋さんに入った瞬間にお店のおばさんは「あ、トモ君アレンジメントねちょっと待ってて」の顔パスですよ。
面と向かってありがとうとか言ってないな。
別にいいか「はい、どうぞ」って手渡ししたんだから。
手紙でも書いて朗読してお涙ちょうだい展開にでも持っていけばよかったですかね。
そういうあざといの嫌いだからこれでいいんですよ。
ありがとうは口に出さずとも伝わる。
それは家族だからです。
お、なにカッコよさげなこと言ってんだ?

どうも、ともんじょです。

昨日の「数えずの井戸」の続きっぽい話。
本元の番長皿屋敷に関する映像とか無いかななんて思いながらYOUTUBEをさまよってみたんです。
もしかしたら、落語とか講談とか昔の映画の予告編とかあるかもしれないと思って。
そしたら落語を見つけたんです。
「お菊の皿」っていう演目。
「春風亭小朝」師匠と「立川談志」師匠の、
アレンジは違うけどほとんど同じ話。
どんな背筋も凍るような怪談話かと思いきや。
ほぼパロディみたいな滑稽話。
わざわざお菊さんの幽霊を見に行ったバカな男たちとすっかり見世物になっちゃうお菊さんの幽霊、
最後は馬鹿みたいです。
貞子でコントするみたいな落語になっています。
おもしろかった。
番長皿屋敷を知らずとも楽しめる一席になっております。
講談で高校時代に見た人間国宝「一龍斎貞水」師匠の番長皿屋敷を聞いてみたいですね。
貞水師匠のおかげで怪談が好きになったので、
ただ願望がマニアックすぎますかね。

日本の怪談話にはもう一つトンデモないお話が一つあります。
「しんけいかさねがふち(一発で変換できないし漢字がよくわかんない」です。
もしこの話を京極さんが小説化したらどうなるのかこれこそ背筋が寒くなります。
怖い話だからってわけじゃない。
どんな本になるのかです。
この話自体全6話になっています。
数年前から笑点でおなじみの「桂歌丸」師匠がライフワークとしてこれを演じていますが、
全6話でありながら一つの話がだいたい2時間以上かかるものすごい大作。
指輪物語以上の時間になりますね。
しかも人間相関図のややこしさときたらWikiに相関図があるんですが、
迷路です。張り巡らされている線が迷路の如しです。
それを京極さんが小説化・・・広辞苑見たいな文庫が6冊くらいになってしまう。
本を机の上に置いた音が想像できますな、ボフッ。
背筋の凍る恐ろしさ。
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