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2015年05月09日22:47

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第3101話  阿吽のラリー

何故、子ザルちゃんの名前に関する話題がトップニュースになるかね。
暇ネタもいいところだと思いますよ。
「ご自由にどうぞ」の一言に尽きますわね。
きっとね世界中の動物園を探せば、
「ウィリアム」っていう名前のオランウータンとか、
「エリザベス」っていう名前のゴリラがいるかもしれないですよね。
たしかにね、「めい」って名前の小さな女の子を見かけたときはほんの少し「あちゃ〜」って思ったりしますけど。
なんかこう最近はクレーマーがうるさいですね。
いちいちわめくなって思います。

どうも、ともんじょです。

一枚、二枚、三枚、四枚、五枚、六枚、七枚、八枚、九枚・・・・・一枚足りない・・・・
これじゃ総選挙であの子を一位に出来ない!
10枚買ったはずのCDが1枚足りないっていう怪異の話。
そうじゃない。
家宝の皿が一枚足りないがために主人から手討ちにあった女性の怨念。
「番長皿屋敷」のお菊さん。
日本でも有名な幽霊ですよね。
じゃあどんな話?って聞かれると。
皿を数えるお化けとしか知らない。
ボクもちょっと前までそうでした。
今回読んだ本はそんな番長皿屋敷を題材にした小説です。
京極夏彦さんの
「数えずの井戸」です。
あらすじは↑にかいた通りです。
ただ、京極夏彦さんの新たな解釈で描かれている番長皿屋敷です。
言ってしまえば↑のあらすじで終わるんですが。
この文庫本700ページ以上あります。
うわっ分厚!って驚きますが、これは必要な厚みでした。
登場人物の人となりや心情が細かく描かれているんです。
最初はバラバラだったエピソードがどんどん絡まり、
そして最後には・・・を迎える結果になるんです。
いるここ?って思うんですが。
結局ちゃんと描かれているからこそ恐ろしさや不気味が増してくるんです。
そして悲しい。
ハッキリ言って。
ドロドロドロドロドロ〜いぃぃぃちまぁぁいっていうシーンはありません。
けど、怪談です。
夏に向けてどうぞ。
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