残念ながら今回もボクは直木賞も芥川賞もとれませんでした。
残念残念。
次こそは!って思っていると大御所作家さんから一通のメールが。
「こんなの文学じゃない」ってさ。
まーあの人はどんな受賞作にもケチつける人だから気にしないでください。
そして常とう句ですよ。
あんなの文学じゃないってね。
その大御所作家って誰か聞かないで。
どうも、ともんじょです。
なんかすごく引き寄せられちゃってますよ。
この前読んで紹介したのが「フランケンシュタイン」。
そして今日見た映画が「アイフランケンシュタイン」でした。
何の因果かほど同時期に目にするとは、
って思っていたらその前にもっていうかこれがきっかけなんですけど。
伊藤計劃の「屍者の帝国」はフランケンシュタインを題材にしているので、
いつかは読まなければと思っていた矢先に原作の古本と映画を同時に手にとる機会になったわけです。
で、今日見たアイフランケンシュタインは、
原作の後日談を大胆に描いたダークファンタジーです。
フランケン(怪物)が天使と悪魔の戦争に巻き込まれるっていう話です。
フランケンは鉄のこん棒を振り回して悪魔をやっつけていきます。
この映画の制作っていうのがヴァンパイアと狼男の戦いを描いた「アンダーワールド」シリーズを作った会社なのでアクションはデビルメイクライを見ているようなスタイリッシュでカッコよくできています。
モンスター同士の戦いなので考えないで見られるんですが、
原作を読んだ直後なのでフランケンの孤独とフランケンを異形の物としか見ない連中との葛藤が浮き彫りになっているように感じました。
天使も悪魔もフランケンを利用しようとしてフランケンは終止不機嫌です。
その不機嫌さの伝わってくる映画でした。
おもしろかった。
でもね、そんなにフランケンのデザインは醜くないですよ。
体中縫い目だらけってだけでした。
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