冬空を 飛びたいと言う 紋白蝶 見えざる皮膚を 突き抜きかねてMy strange self wants to fly high in the sky like a superman, but my invisible skin prevents it from going out of me.November December January能弁バー 出銭バー 邪念アリー突っ張
ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の一節から。「ああ、どんなに確実に生きていても、 すべての人間は無にひとしいのです。 それゆえに人間は幻影のように歩き回り、 たくさんの無駄な騒ぎを起こすのです」 (
目を開き 口を閉ざして 耳澄ませ 手に落つ甘露 舐めとらんとす快哉を 叫び万歳 三唱し 拍手喝さい 花吹雪舞う握手魔の 握力強く 握る手は 握らるる手を 握りつぶすかこれを見て いいつつ壁に 登る子を 目の隅に見て 下の子を抱く頑固者 罵り
肉々し 敵の勇猛 憎まざる明滅の 遠近感を 測りかね遊民の 末裔とかや 寝惚け気味神仏 霊魂 祓い 加持祈祷茫洋と 河畔に寄せる 波の花痰切飴 噛み砕いては 咳こんで夢想癖 年を乗り越す 注意報マフラーを 流し 一歩を 踏み出して滅びては 現
詩人蛻骨(しじんぜいこつ) 初めて知った言葉。=上質な茶をたたえる言葉。「蛻(もぬけ)」は抜きかえる、または、ぬけがらという意味。素晴らしいお茶は詩人の感性さえも素晴らしいものに変えるという意味だそうだ。
清水鱗造さん編集の「うろこアンソロジー2017」がスタ−トです!トップバッターは私が務めます!http://www.haizara.net/~shimirin/an2017/an17_001.html