『遺失物(575系短詩 2019年1月)』身と心 雹が降っても 離れないイメージの 貧困招く 厳冬期寒風を 友と思って 歩き出す着ぶくれて 心は縮む 雲浮かぶあっけらかん マスクの下は 風邪っ引き床暖房 望むべくなし 身は縮む風痛い 肌吹き付け
厳冬期(57577系短詩 2019年1月)あれこれと 気が散るタイプ 飽きっぽい 坊主のように 三日で変わるいまここで なにか言うのは なぜだろう なにも思わず 言葉が出てくるなにかしら 言いたくなるのは なぜだろう 我知らずして われを操る生
ソネット 41 W. シェークスピア 時折あなたの心にわたしがいないときに自由がもたらす愛すべき裏切りはあなたの美しさやあなたの年ごろによく似合うなぜならあなたのいるところにはいつも誘惑がつき従
ソネット 40 W. シェークスピア愛する人よ、あなたはわたしのすべての愛を奪うがいいそうすればあなたは以前に持っていたものより多くのものを持つことになるだろうからね?愛する人よ、あなたが誠の愛と呼ぶものは愛ではないあな
ソネット 39 W. シェークスピアおお、あなたの気品に満ちた価値をどのように称えるべきだろうか?あなたがわたしの伴侶であるときにわたし自身への称賛は何の意味があるだろうか?あなたへの称賛はわたし自身への称賛以外のものでありうるだろ