「時間」は偉大な物理学者が束になっても解明しきれていない大問題である。時計は身近でも時間は見たことがない。不可思議きわまりないのが時間だ。
自分が時間を物理学的に解明することは無理だと思うが、なにがわかっていないかを整理することはできると思う。
そこでとことん時間についての問いかけをやっており、それを「時間論」という詩の連作で発表している。物理学の重大テーマを詩のかたちで表現するという試みを無茶を承知で行っている。
時間に興味のある読者なら、読みにくさの向こうに時間の影がうっすらと見えるかもしれない。
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