【Patinage】世界選手権、ペアフリー後半。

ペアだけはリアルタイムで見られなかったので、今日になってようやくJSPORTSの録画で見ました。時間も限られてるので、上位12組に絞って。

・Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD CAN
【衣装】ワインレッド / 黒・ワインレッド
【曲】Vai Vedrai ほか
【構成】3Tw3, 3T+2T, 3LoTh, 3S, 5ALi3, BoDs2, 5SLi4, 3TTh(shaky), 3Li2, ChSq1(+0.93), PCoSp3V
【感想】流れは実にスムーズ。要素も1つ乱れただけで全体的には精度がかなり高い
【得点】技術点58.43、演技構成点58.40、減点0.00、フリー得点116.83、SPとの合計176.24

・Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE ITA
【衣装】スカイブルー・黒グラデーション / スカイブルーシャツ、黒パンツ
【曲】Pilgrims On a Long Journey ほか
【構成】3S, 3Tw3, 3LoTh(2feet), BoDs3, 3T+2T, 5RLi4, ChSq1(+1.43), 3STh(2feet), 5ALi3, 4Li4, PCoSp4
【感想】スロージャンプがともに(2feet)だが、それ以外は非常にスムーズ。音楽とも調和
【得点】技術点63.99、演技構成点62.56、減点0.00、フリー得点126.55、SPとの合計186.50

・Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO CAN
【衣装】アイスグリーン / ワインレッドシャツ、黒パンツ
【曲】The Blower's Daughter
【構成】所々取りこぼしはあるが、何とか大崩れは免れた。本調子ではなかったと思う
【感想】3Tw1, 3S+2T+2T, 3LoTh, BoDs3, 5RLi3, 3T, PCoSp4, 5ALi1, 3STh, ChSq1(+1.50), 3Li4
【得点】技術点64.68、演技構成点67.16、減点0.00、フリー得点131.84、SPとの合計195.29

・Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER AUT
【衣装】赤・黒グラデーション / 黒
【曲】Another Love ほか
【構成】3Tw1, 3Tq+2T+1T, 3Sq, 5RLi4, BoDs2, 3FTh, 3Li2, PCoSp2V, 3STh, ChSq1(+1.00), 5ALi2
【感想】所々取りこぼしはあるが、表現力は確かなものがある。流石ベテランカップル
【得点】技術点57.39、演技構成点60.90、減点0.00、フリー得点118.29、SPとの合計182.30

・三浦 璃来 / 木原龍一　木下グループ
【衣装】黒 / 黒
【曲】Woman
【構成】3Tw3, 2T+2T+2T, 5ALi4, 3LzTh, PCoSp4, 3Sq, 5RLi4, 3LoTh(fall), BoDs1, 3Li3, ChSq1(+1.07)
【感想】この構成に挑めること、こので気で悔しいと思えること。それこそがりくりゅー成長の最大の証
【得点】技術点60.24、演技構成点60.80、減点1.00、フリー得点120.04、SPとの合計184.41

・Alexa KNIERIM / Brandon FRAZIER USA
【衣装】アイボリー・水色グラデーション / アイボリー・水色・黒グラデーション
【曲】Fall On Me ほか
【構成】3Tw4, 3T+COMBO, 3LoTh(2feet), 3Sq(hang on), 5RLi4, BoDs3, PCoSp4, 3FTh, 5ALi4, ChSq1(+1.50), 3Li4
【感想】前半のジャンプはもう1つ。ただ後半は全体的に動きがよくなった印象
【得点】技術点63.22、演技構成点64.21、減点0.00、フリー得点127.43、SPとの合計192.10

・Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC USA
【衣装】白・黒 / 白・黒
【曲】ピアノ協奏曲第2番（ラフマニノフ）
【構成】3Tw3, 2Lo, 3LzTh, 5RLi3, 2S+COMBO, 3STh, 5ALi3, BoDs4, PCoSp4, ChSq1(+1.50), 3Li3
【感想】ソロジャンプ不発（汗）。他はよかっただけにもったいない。演技自体は綺麗
【得点】技術点56.61、演技構成点63.76、減点0.00、フリー得点120.37、SPとの合計185.31
【余談】ペアでラフマの2番は初めて見た（シングルやアイスダンスではよく見るけど）

・彭程 / 金楊　中国
【衣装】オフホワイト / 黒スーツ
【曲】Cloud Atlas
【構成】2S, 3T<+COMBO(fall), 3Tw3, 3LoTh, BoDs4, PCoSp4, 5RLi4, 3STh, ChSq1(+1.43), 5ALi4, 3Li4
【感想】序盤ジャンプミスでどうなるかと思ったが、きっちり立て直したあたりは流石このペア
【得点】技術点64.57、演技構成点66.29、減点1.00、フリー得点129.86、SPとの合計201.18
【余談】程さんは元々ソロジャンプが苦手で、母国メディアに「ソロジャンプの呪い」と言われるほどだそうだ（汗）

・Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV FSR
【衣装】黒・グレー / グレー・黒
【曲】アルビノーニのアダージョ
【構成】3S, 3Tw4, 3T<<+COMBO, BoDs4, 5RLi4, 3LoTh, 5ALi4, 3Li4, 3STh, ChSq1(+1.71), PCoSp4
【感想】3T<<だけ。そのほかは流石の実力を見せた。特にリフトやツイストでの姿勢の美しさ
【得点】技術点69.18、演技構成点72.12、減点0.00、フリー得点141.30、SPとの合計212.76

・Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV FSR
【衣装】スカーレット / スカーレット・黒
【曲】Bohemian Rhapsody
【構成】3S+1Eu+3S, 3Tw4, 3LzTh, 5RLi4, 3T, BoDs4, PCoSp4, 5BLi4, 3LoTh, 4Li4, ChSq1(+1.64)
【感想】全行程を通じ、非常にクオリティが高い。さらにフィニッシュはアイスダンスのChLiかのよう。とてつもない演技
【得点】技術点78.96、演技構成点72.84、減点0.00、フリー得点151.80、SPとの合計227.59

・隋文静 / 韓聰　中国
【衣装】紺 / 黒
【曲】Rain, In Your Black Eyes
【構成】3Tw4, 3Tq+2T+2T<, 3STh, BoDs4, PCoSp4, 3S<(hang on), 5ALi4, 3FTh, ChSq1(+2.43), 5RLi4, 3Li4
【感想】持ち越し。ケガ明けとは思えないかなり質の高い演技。最後まで目が離せない凄味がある
【得点】技術点74.10、演技構成点73.99、減点0.00、フリー得点148.09、SPとの合計225.71

・Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII FSR
【衣装】紫 /黒
【曲】The Writing On The Wall
【構成】3S, 3Tq+COMBO(fall), 3Tw4, 4Li4, 3FTh(), BoDs3, ChSq1(+1.50), 3LoTh, 5RLi4, 5ALi4, PCoSp4
【感想】前2組が220点台出して相当プレッシャーあったはず。やや動きが硬い。もちろん非常にハイレベルだが
【得点】技術点67.32、演技構成点71.15、減点1.00、フリー得点137.47、SPとの合計217.63


と言うわけで、上位はロシアと中国が占めるという、一見すると順当な結果に。ただ、順番としてはやや意外な感はありました。ボイコズ失速とミシガリ逆転優勝。さすがにそこまで予想できたスケオタがいたかどうか…。一方スイハンの安定感たるや。ケガでここが今シーズン初戦とは思えないほど。
この両国に北米それぞれのトップカップルが190点台で続き、180点台に4組。その4組の中に我らがりくりゅー！木原君はかなり悔しがってたようですが、先述の通りそれこそが成長の証。さらに上を目指して頑張ってもらいたいです。

なお、来年複数枠を獲得したのは、3枠が中国とロシア、2枠がカナダ・アメリカ・イタリア・日本！と言うわけで、日本2枠！（ペア1組しかいないけど）