mixiユーザー(id:7522789)

2022年05月14日12:14

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楽天が格安拡張戦略を止めたことからも、今後が物価高で不況と分かる

楽天はやっと自社通信網が広がってきてauからの回線レンタルを止められる状態になってきたので、格安回線セールで獲得したユーザーをガッチリ囲い込むべき時期だが、既存ユーザーまで含めてあっさり0円終了にした。

ここまで先行投資して、将来の金の卵となるユーザー数を獲得してきたのに、それを多数捨ててでも収支改善方向に舵を切ったのは、やはり今後が継続的に物価高、かつ不況になるからだと思われる。

今までの路線とユーザーをあっさり捨ててでもキャッシュを取るあたり、三木谷はやはり機を見るに敏だ。銭ゲバの三木谷が今後はスタグフレーションと予測したのだから、間違いなくそうなる。



逆に三大キャリアはiPhoneに大きな販促金を付けて投げ売りしてでも回線数を増やそうとしている。これもまぁ分かる話で、楽天は0円ユーザーを切って収支改善したかったが、三大キャリアは回線料金が高いので、ユーザーが増える方が儲かる。

三大キャリアは既に十分な回線設備を持っているので、それをキャパ目いっぱいまで使わないと設備を遊ばせていることになってコスパが悪くなる。設備投資を回収するためには、キャパに見合うだけのアクティブな利用者が必要。



NY株式市場はこの一週間、継続的に下げた。日経平均もそれに従って下がっている。円もドルも全般に安くなっている。円は対ドルでも対ユーロでも対ルーブルでも安くなっていて、国際決済で需要がないとハッキリ分かる。

ウクライナ戦争が夏・秋収穫の穀物の作付時期まで食い込んでしまったので、この先の食料高騰が確定してしまった。シカゴの穀物相場で夏収穫のトウモロコシのチャートがどーんと跳ね上がっている。たぶん来月あたりで小麦の相場もドーンと上る。食料の高騰は燃料の高騰よりもさらに効く。

食料が高騰した場合、金持ちで金融テクニックに長けている先進国はまだ堪えられても、G20より下の国は経済ダメージが深刻になる。それらダメージを負う国にアメリカが激安で大量に穀物供給するなら親米(反露)勢力を増やせるが、アメリカ自身がインフレで四苦八苦しているので、それは出来ない。

逆にロシアはここがチャンスで、親米国に売っていた分の穀物を止めてそれ以外の国に回せば、G20より下の国を親露に取り込める可能性が高まってくる。ウクライナの港湾で差し押さえた穀物を転売してしまえば、ウクライナを弱らせつつ、穀物高騰で困っている国には点数稼ぎ出来る。

ここで「ウクライナから穀物を略奪して売るなんて酷い!」なんてことを言っても仕方なく、穀物高騰で腹ペコの国にとっては正義かどうかよりもブツを妥当な値段で売ってくれる国の方がありがたい。



楽天から話が逸れたが、この先がインフレかつ不況なのはもう確定事項ということ。

三木谷は正直な銭ゲバなので、世界トレンドに素早く反応した。

銭ゲバということだと、孫正義や柳井も何か動くのではないかと思う。特にソフトバンクグループは1兆7000億円の赤字を出したので、座して待つわけには行かない。


“0円終了”楽天モバイルに反発の声 「裏切られた」「乗り換えようかな」 余波で「povo2.0」トレンド入り
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=6955263
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