戦時経済移行になる

FRBの利上げにより日本は円安が進むが、韓国もウォン安が進むので韓国主要株が大きく下げたそうだ。どんどん戦時経済になるので、消費と景気は低迷する。

ウクライナ戦争はいわゆる「正義」の戦争なので、みなが望んで戦時経済に進む。本音はともかく、公式には反対意見は出ない。反対したら悪か狂人になるから。

よって建前としては全員賛成（少なくとも反対表明はなし）で戦時経済に突き進む。



消費が激しい戦争に突っ込むので、基本的に金利は上がる。兵器を生産して突っ込む国の金利が上り、日本のように兵器輸出出来ない国は金利と通貨を下げる（低いまま維持する）ことにより、金利を上げた国に実質的に送金する流れになる。

今後も円は下がるし、円安になっても政府や日銀は金利を上げない。

輸出競争力が高い品目があるわけではないのに円安が進むので、輸入物資がどんどん高騰して国民生活は苦しくなる。

全員が苦しくなるが、それは正義のウクライナを支援するためなので、欲しがりません勝つまではで突き進む。誰も公には反対しない。



物価は上がっても給与はさほど伸びず、企業はなるべく人員（人件費）を絞るので雇用は絞られたり、より単価の安い移民に切り替えたり、必要最芸減の期間だけで切れる非正規や自営への委託にシフトする。

そうなると公務員と大手の正社員以外は収入が減少や不安定になるので、大きな買い物やレジャーへの消費は控えることになり、不要不急業種は低迷する。

人生で最も高額な投資は、実はマイホームではなく結婚・出産・育児なので、非婚化・少子化する。そのためさらに移民輸入が増える。

戦争に経済力を傾斜配分するとはそういうことで、先行きが暗いことは分かり切っているが、止めることは出来ない。止めたら悪のロシアを支持したことになるから。


■NYダウ、一時1000ドル超下落　前日大幅高の反動、乱高下
(朝日新聞デジタル - 05月06日 00:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6946511