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2019年10月22日20:30

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N国は色物と見る向きが多いが、ここから日本の選挙が変る可能性もある

立花がかなり色物臭がする人物なのでバカがパフォーマンスやっていると見る向きは多いが、テクニカル的にはかなり良いところを突いている。

立花が埼玉補選を取れるのかどうかは何とも言えないが戦術的には非常に興味深い。地盤看板カバンと移民頼みだった日本の選挙に、アメリカ的な合理戦術が導入される端緒になるかも知れない。

日本の選挙は支持派閥が固定的な組織票がメインで、浮動票や無党派層など実はほとんど存在していないが、N国のようなメディア戦術を駆使してくる政党が出てくると、本当に浮動票が動く可能性がある。



野党が徹底した合理戦術に徹すれば資金で劣っていてもかなり自民の議席を削れるはずなのだが、彼らはそうしない。なぜならば野党は左翼も右翼も移民票頼みなので、民族的な感情に非常に強く依存していて超保守的だから。なので彼らが合理的な革新戦術を使うことはあり得ない。

ただし彼らの本国に革新的なカリスマ指導者が出現した場合は別で、本国にチェ・ゲバラやネイサン・ロスチャイルドのような既存概念を引っくり返す大胆で革新的なリーダーが現れれば、日本の野党も革命的な戦術を使うようになる。そうなる確率は極めて低いがゼロではない。

もし韓国に日本生まれの在日同胞(半チョッパリ)であっても実力があれば大統領として認める気風があれば、韓国に革新的なリーダーが生まれて国際政治やグローバル経済で日本を上回ることもあり得るが、韓国の国民性は血統主義で非名門や元が差別地域の出身者を排除する傾向が強いので、韓国からそういう革新的で強力なリーダーが生まれる確率は極めて低い。



よく無党派層とか浮動票と言われるものがあるが、実は日本では本当の無党派層はそもそも投票に行かないので無党派層の風なんてものは吹かない。反自民陣営に資金とヤル気がある時だけいわゆる無党派層の風が吹くが、実はそれは無党派層ではないし浮動票でもない。きちんと既存の地盤看板カバンに乗っかっている。

アメリカには本当に浮動票があって、選挙戦略、主にメディア戦術によってそれが動く。アメリカの選挙は面白いし、アメリカ人は日本人に比べれば政治と生活の連動性が分かっているし、自分の税金の使い道を気にしている。給与から天引きのサラリーマンの立場が少ないから。
N国のやり方は本当に浮動票が動く可能性がある。

日本の無党派層とか浮動票は何があってもほとんど動かなかったが、N国のようにメディア上やネット上で非常に目立つ動きをすればそれが動く可能性がある。今までどこの政治派閥にも属していなかった埋蔵金とも言える票を掴めば、地盤看板カバンが無くても当選する可能性がかなりある。

もちろん本物の地盤看板カバンに裏付けされた組織票に比べればその規模と投票への熱意は微々たるものだが、既存の大きな派閥が、あと数議席あれば情勢を有利に出来るという局面であれば、その数議席を握っていればキャスティングボードになれる。



堀江がN国から出馬すれば面白いことになると思っていたが、彼は出なかった。
このタイミングで出なかったということは、おそらく今後も出ない。N国が有利になってから出馬したのでは革新性をアピールできないし、不利になってからはもちろん出る意味がない。

堀江は自分では革命児のように振る舞っているが、自民や経団連のメインストリームではないというだけで実際には既存の枠組みの中にきっちり組み込まれており、本当に新しいことは出来ない。ガチに新しいことをやってしまうと自分のバックに対する背信行為になる。

日本では新しいことを始めるのは本当に難しい。日本の伝統とのしがらみだけではなく、近隣の中韓朝の伝統とのしがらみもあるから。


■N国・浜田聡氏が繰り上げ当選=参院
(時事通信社 - 10月21日 17:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5834338
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