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2022年01月10日19:15
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青春時代、思い出のレコード１８枚 その２
前回の日記で９枚挙げたので、今回はその後半。
クラシック音楽に興味を持ち始めたのは小学生の終りの頃だったが、中学、高校にかけて、それはラジオから盛んにクラシック音楽が流れていた時代でもあった。楽曲情報収集の源だ。
ラジオで気に入った曲を見つけると、メモっておいてレコード屋に飛び込む。山のようにCDが溢れ返っている今とは違い、発売されているレコードはとても少ない。こづかいも微々たるものだったので無駄使いせずに済み、それはかえって良かったのかもしれない。
さて残りの９枚だ。
�� 組曲『コーカサスの風景』（イッポリトフ・イヴァーノフ）
良く聴いたのは、組曲最後の曲『酋長の行列』。エキゾチックな香りのする印象的な音楽だった。買ったのはディミトリ・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィルハーモニックの２５センチLP.。
�� バレエ組曲『シルヴィア』と『コッペリア』（ドリーブ）
何の番組かは忘れてしまったが『シルヴィア』の中の『狩りの女神』がテーマ音楽に使われていて、冒頭で鳴らされるホルンの響きが気に入った。それから『コッペリア』の『スワニルダのワルツ』。優美なこの曲も大好きだった。演奏はウラディミール・ゴルシュマン指揮セントルイス交響楽団。２曲で３０分足らずの短縮版だったが、今も最も気に入っている演奏だ。
�� 組曲『惑星』（ホルスト）
この曲は実際に聴いたことがなく本で見つけた曲。所謂、名曲解説全集というやつ。読みながら、いったいどんな音楽なんだろうと想像をめぐらした。今は大人気のこの曲もカラヤンが録音してから急速に有名になったが、それ以前、国内で発売されていたのはストコフスキー指揮ロサンゼルス・フィルの一枚だけ。ドラマティックな展開の『火星』が耳にこびりついてしまった。
�� 『南極交響曲』交響曲第７番（Rヴォーン・ウィリアムズ）
これも本に教えられた１曲。一聴してすっかり気に入った。これから何か特別大きな出来事が起こりそうという静かな開始が凄く良い。これも国内盤で手に入ったのはジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団と合唱団によるものだけ。今聴くと貧弱なモノーラル録音だが演奏はピカイチだ。
�� 組曲『大峡谷』（グロフェ）
行ったことの無いグランド・キャニオンが目に浮かぶ、そんなような曲。当時、流行っていたシネラマの音楽版といった感じ。特別気に入ったのは『山道を行く』。西部劇映画の音楽に使えそうだなぁと思いながら聴いていた。演奏はフェリックス・スラトキン指揮ハリウッド・ボウル交響楽団。
�� ペルシャの市場にて（ケテルビー）
これはもう何回聴いたか分からない。ペルシャなど未だ行ったこともないが（作曲者のケテルビーも想像で作曲した）、ワイワイガヤガヤと騒ぐ群衆の声が抜群の効果を上げている。アーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップスのEP盤。
�亜．凜．ぅ�リン協奏曲（メンデルスゾーン）
冒頭、いきなり出てくる美しいメロディーにノックアウト！ダヴィッド・オイストラフのヴァイオリン、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。
�院．團▲龍�奏曲第１番（チャイコフスキー）
ホルンの４つの音で始まり、続けてピアノの和音にのせて弦楽器がなんとも魅力的なメロディを奏でる。ポップスに編曲されるのも当たり前だ。エミール・ギレリスのピアノ、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団のLPを初めて買ったが、CD化された今も最愛聴盤に変わりはない。
�押．團▲龍�奏曲（グリーグ）
ティンパニがクレッシェンドし、続いてピアノが高音部から駆け下りてくる。なんというカッコ良さ！この曲を最初に聴いたのはテレビで放送されていた『ロレッタ・ヤング・ショウ』。元々のものか日本で勝手につけたのか不明だが、番組開始の音楽に使われていた。ロレッタ・ヤングは往年の美人女優だが、子供の頃から美人が
好きだったので毎週観ていた。最初に買ったLPはアルトゥール・ルビンシュタインのピアノ、アルフレッド・ウォーレンシュタイン指揮RCA交響楽団のもの。
ということで２回に分けて１８枚のレコードの記憶を辿ってみた。歳のせいか最近のことはしょっちゅう忘れるが、昔のこと特に音楽に関しては鮮明に憶えている。それだけ脳味噌の深〜いところまで入り込んでいるのだろう。
若し日記を読んでくださった方がいるなら、長時間ありがとうございました。
クラシック音楽に興味を持ち始めたのは小学生の終りの頃だったが、中学、高校にかけて、それはラジオから盛んにクラシック音楽が流れていた時代でもあった。楽曲情報収集の源だ。
ラジオで気に入った曲を見つけると、メモっておいてレコード屋に飛び込む。山のようにCDが溢れ返っている今とは違い、発売されているレコードはとても少ない。こづかいも微々たるものだったので無駄使いせずに済み、それはかえって良かったのかもしれない。
さて残りの９枚だ。
�� 組曲『コーカサスの風景』（イッポリトフ・イヴァーノフ）
良く聴いたのは、組曲最後の曲『酋長の行列』。エキゾチックな香りのする印象的な音楽だった。買ったのはディミトリ・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィルハーモニックの２５センチLP.。
�� バレエ組曲『シルヴィア』と『コッペリア』（ドリーブ）
何の番組かは忘れてしまったが『シルヴィア』の中の『狩りの女神』がテーマ音楽に使われていて、冒頭で鳴らされるホルンの響きが気に入った。それから『コッペリア』の『スワニルダのワルツ』。優美なこの曲も大好きだった。演奏はウラディミール・ゴルシュマン指揮セントルイス交響楽団。２曲で３０分足らずの短縮版だったが、今も最も気に入っている演奏だ。
�� 組曲『惑星』（ホルスト）
この曲は実際に聴いたことがなく本で見つけた曲。所謂、名曲解説全集というやつ。読みながら、いったいどんな音楽なんだろうと想像をめぐらした。今は大人気のこの曲もカラヤンが録音してから急速に有名になったが、それ以前、国内で発売されていたのはストコフスキー指揮ロサンゼルス・フィルの一枚だけ。ドラマティックな展開の『火星』が耳にこびりついてしまった。
�� 『南極交響曲』交響曲第７番（Rヴォーン・ウィリアムズ）
これも本に教えられた１曲。一聴してすっかり気に入った。これから何か特別大きな出来事が起こりそうという静かな開始が凄く良い。これも国内盤で手に入ったのはジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団と合唱団によるものだけ。今聴くと貧弱なモノーラル録音だが演奏はピカイチだ。
�� 組曲『大峡谷』（グロフェ）
行ったことの無いグランド・キャニオンが目に浮かぶ、そんなような曲。当時、流行っていたシネラマの音楽版といった感じ。特別気に入ったのは『山道を行く』。西部劇映画の音楽に使えそうだなぁと思いながら聴いていた。演奏はフェリックス・スラトキン指揮ハリウッド・ボウル交響楽団。
�� ペルシャの市場にて（ケテルビー）
これはもう何回聴いたか分からない。ペルシャなど未だ行ったこともないが（作曲者のケテルビーも想像で作曲した）、ワイワイガヤガヤと騒ぐ群衆の声が抜群の効果を上げている。アーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップスのEP盤。
�亜．凜．ぅ�リン協奏曲（メンデルスゾーン）
冒頭、いきなり出てくる美しいメロディーにノックアウト！ダヴィッド・オイストラフのヴァイオリン、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。
�院．團▲龍�奏曲第１番（チャイコフスキー）
ホルンの４つの音で始まり、続けてピアノの和音にのせて弦楽器がなんとも魅力的なメロディを奏でる。ポップスに編曲されるのも当たり前だ。エミール・ギレリスのピアノ、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団のLPを初めて買ったが、CD化された今も最愛聴盤に変わりはない。
�押．團▲龍�奏曲（グリーグ）
ティンパニがクレッシェンドし、続いてピアノが高音部から駆け下りてくる。なんというカッコ良さ！この曲を最初に聴いたのはテレビで放送されていた『ロレッタ・ヤング・ショウ』。元々のものか日本で勝手につけたのか不明だが、番組開始の音楽に使われていた。ロレッタ・ヤングは往年の美人女優だが、子供の頃から美人が
好きだったので毎週観ていた。最初に買ったLPはアルトゥール・ルビンシュタインのピアノ、アルフレッド・ウォーレンシュタイン指揮RCA交響楽団のもの。
ということで２回に分けて１８枚のレコードの記憶を辿ってみた。歳のせいか最近のことはしょっちゅう忘れるが、昔のこと特に音楽に関しては鮮明に憶えている。それだけ脳味噌の深〜いところまで入り込んでいるのだろう。
若し日記を読んでくださった方がいるなら、長時間ありがとうございました。
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