あるマイミクさんが音楽雑誌に「青春時代を飾った１８枚のレコード、CD」という企画があったということで、ご自分の思い出に残る１８枚を選ばれていた。
そこでワタクシもそれに倣って１８枚のレコード（クラシックの）を選んでみた。
以下がそのリスト。シングル盤、EP盤、LP盤あり、いろいろだ。
� 愍�牧神の入場』（ピエルネ）
小学生の時、視聴覚授業の教材にシングル盤のクラシック音楽セットものがあって、その中に入っていた曲。この曲だけ聴きたいがために、親から先生に頼んで特別取り寄せてもらった。演奏はアーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップスだった。
�◆ 悒▲襯襪僚�』組曲（ビゼー）
やはり中の『ファランドール』がお気に入り。父親に買ってもらったアメリカの輸入盤。多分、かなり高かっただろうと思う。ジャケットが超美女のポートレートになっていてドキドキしながら眺めていた。演奏はユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団。
�� 『カルメン』組曲（ビゼー）
これはもう好きな曲が沢山あって、それこそ擦り切れるほど聴いた。今でいう歌のないオーケストラ版。こちらの演奏はアンドレ・コステラネッツ指揮彼のオーケストラ。
�ぁ〜閥福愿澆里�がり火』抜粋（プロコフィエフ）
第１曲目の『出発』が気に入って、これも父親に買ってきてもらった輸入盤。今思うに多分、国内盤は出ていなかったのではないだろうか。スキッチ・ヘンダーソン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。
�ァ々埒紛福悵夘�堂々第１番』（エルガー）
これは自分の小遣いで買ったEP盤。EP盤というのはシングル盤と同じ大きさで小曲４曲入りが普通。中間部のゆったりしたメロディーがカッコよかった。アーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップスの演奏。
�Α仝魘繕淵歪皇粥淵咼次次�
白黒時代のテレビはBGMにクラシック音楽が使われることが多かった。ニュース番組のテーマ音楽は１００％クラシックだったし、古い洋画にも勝手に（多分！）クラシック音楽が使われた。この曲もそんな時良く耳にした１曲。特に第１楽章と第３楽章が使われた。演奏はユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団。２５センチの1,000円盤。
�А仝魘繕癖僖軣皇粥淵轡隋璽愁鵝�
これは第3楽章。やはりテレビで知った曲で、大火事のニュースは大概この曲だった。確かに燃え盛る炎にはぴったり。演奏はポール・パレー指揮デトロイト交響楽団。当時はこのレコードしか発売されていなかった。
�─〜閥福悒ぅ織螢△琉�象』（シャルパンティエ）
曲中の『ラバに乗って』にひと目惚れならぬひと耳惚れ。これも25センチ1,000円盤。ルイ・フレスティエ指揮フランス国立歌劇場管弦楽団の演奏。今もこれを凌ぐ演奏はないと思っている。
�� 交響曲第1番（バーバー）
曲の出だしが最高。これは劇的な映画のシーンなどに屡々流用された。ハワード・ハンソン指揮イーストマン・ロチェスター交響楽団。今では複数あるこの曲の録音も、この古いモノーラル盤しか無かった。
と18枚の半分のところまできて、長くなったので後半はまたあらためてということにしよう。クラシック音楽を聴き始めて60年ちょっと、思えば遠い道のりだった。
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