明日15日は終戦記念日です。当時、日本は無謀な戦争に突き進み、そして悲惨な敗戦を迎えました。
ハワイを舞台に、戦争の時代に翻弄される日系移民一世とその家族を描いたのがテレビドラマ『波の盆』です。主演が笠智衆、脚本が倉本総、監督は実相寺昭雄です。ドラマが作られたの1983年で放映時に観たのですが、内容については殆ど憶えていないのが正直なところ。
一番印象的だったのが音楽で武満徹が作曲したものでした。激しい部分もあるものの総じて武満らしい静かに流れるような音楽で、取り立てて耳に馴染みよいメロディーがあるわけでもないけど心に残るものでした。
今手許にあるのは尾高忠明が札幌交響楽団を指揮した劇音楽の抜粋です。曲数は少ないですが十分満足のいく演奏であり録音(CHANDOS)です。
終戦の日を迎えた盆の今、是非もう一度あのドラマを観たいと思うのですがDVDは廃盤のようです。民放テレビ局が制作したものですが、NHKあたりで放送して貰えないものでしょうか。
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