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2021年02月08日19:21

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懐かしのS盤アワー

 マイミクさんが「S盤アワー」とDJの帆足まり子についてコメントをくれたので思いついたことなど…。

 ラジオ(勿論AM放送)に音楽が溢れていた頃、日本のレコード会社各社は自社の洋楽ポップスを紹介する番組を持っていた。

 例えば日本コロムビアは「L盤アワー」、日本ポリドールは「P盤アワー」、そして日本ビクターが提供していたのが「S盤アワー」だ。

 52年に始まり毎週文化放送から放送された「S盤アワー」で、ペレス・プラード楽団が演奏する「エル・マンボ」のオープニングに乗せ、明るい元気な声で「エスバン・アワー〜」と第一声を発したのがDJの帆足まり子さんだった。彼女はその時、日本ビクターの新人社員でDJに予定していた歌手が使えなくなったので急遽ピンチヒッターで起用されたのだった。そして15年以上DJを務めたのちメキシコに渡り、帰国後はラテン歌手として活動することになる。会社OLの数奇な人生!

 この番組で紹介されたアーティストは、エルヴィス・プレスリー、ニール・セダカ、ハリー・ベラフォンテ、ダイナ・ショア、ペリー・コモ、リトル・ペギー・マーチ、シルヴィ・バルタン、更にはペレス・プラードといったそうそうたる顔ぶれだ。

 6年ほど前に手持ちのレコードやCDを使って「懐かしのS盤アワー」なるCD−Rを作ったことがある。勿論、始まりは帆足まり子さんの第一声「エスバン・アワー〜」だ。



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