アメリカのマイアミビーチで、現代美術展「アートバーゼル」に出展されていた芸術作品のバナナが食べられてしまったそうです。
見ての通り、バナナをダクトテープで壁に貼り付けただけなんですが、イタリア人アーティスト、マウリツィオ・カテラン氏の「コメディアン」と名付けられた、フランス人の収集家が12万ドル(約1300万円)で購入した芸術作品なんですと。
そして、このバナナを食べたのは、ニューヨーク在住の自称ジョージア出身米国人アーティスト、デービッド・ダトゥナ氏。
「空腹なアーティストによるアートパフォーマンスです」と言って、食べてしまいました。
が、この騒ぎはたいした問題になることなく解決しました。
展示していたギャラリー・ペロタンの美術館担当、ルシアン・テラス氏によると、「彼は芸術作品を破壊したわけではありません。あのバナナは概念なのです。あの作品はバナナの交換を想定して作られています」とのこと。
実際、食べた15分後には新しいバナナが再び壁に張られたそうだ。
芸術とは一体(^^;
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