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mixiユーザー(id:7410632)

2019年02月12日17:42

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1月の。

1月に観たのは『プラネタリウム』『レッド・プラネット』『オレの獲物はビンラディン』の3本。

●『プラネタリウム』
第二次大戦直前のパリ。アメリカからやって来た、野心家でしっかりした姉と奔放でふわふわした妹。妹には『能力』があり、それを使い『霊媒師』として活動を始める2人。映画プロデューサが彼女たちに心酔し、本物の降霊シーンを映画に撮りたいと云い出す。
プロデューサのコルベン。初見のイメェジで胡散臭い男だと思ってごめん。非常に一途でピュアなおっさんでした。ユダヤ系てコトでまぁ悪い予想は当たって仕舞うのだけど、最後まで映画、降霊、そして姉妹に対して真摯で紳士な態度を貫いて。パリで早々に彼に出会ったコトは姉妹にとって幸運だったね。
姉のローラ。自分では『キツイ女と思われヒトに好かれにくい』と思って居るが『華』があり、女優として身を立ててゆく。妹のコトは愛して居て大事に思って居て、幸せにしなければと思って居る。コルベンに対しては「利用しよう」て思いもありつつ、恋愛感情のような思いも確かにあったのだろうね。
で妹のケイト。姉のコトは好きで信頼もして居て、たまに強引さは感じつつも自分への思いは受け止めて居る。コルベンに対してはどうだろう、自分を必要として呉れて居る愛しさもあり、助けになってあげたい思いもあり、自分の力を全面的に信じて呉れる嬉しさもあり、そして恋心も確かにあったのかな。
て云う流れの中で3人の関係性は三角関係の様相を何となく呈しつつも、お互いへの想いと距離感が奇妙で微妙なバランスを取り、ケイトが倒れ、映画が頓挫し、そしてコルベンが逮捕されるまで続く。
「ケイトはその人が見たいと思ってるものを見せる」て云うローラのコトバ。その理解が正しいとすれば、コルベンが見たかったのは『自分を置いて消えた父親』だったのでしょうね。多分。切ないなぁ。
ケイトの病気はあの実験のせいなのかしらね?放射線が出るとか云ってたし。それは少し、気になる。気になると云えばラストシィンのローラの表情。アレは何を表して居るのか。印象的ではあるけれど。
あのね。劇場のクロークとして働くローラと女優エヴァが再会、彼女らの昔話と云う形式の映画なのだけどヒトの顔を覚えるのが超苦手な僕さん、くわえて『姉妹の物語』て云う先入観があったせいでこの2人がその姉妹だと強固に思い込んで仕舞い、映画中盤にエヴァが出て来るまでその誤解は解けなかったのですよ。「あれ?妹もエヴァでこの女優もエヴァ?」て混乱しましたよ。せいのうがわるすぎる。

●『レッド・プラネット』
地球環境が深刻に悪化、第二の故郷とすべく藻を打ち込んで火星をテラフォーミング。しかし順調に増加して居た酸素レベルが下がり始める。原因を探るため、初の有人火星飛行となる調査隊が派遣されるが着陸直前に太陽フレアに襲われ……て感じのお話。
システムダウン、電源喪失、火災発生と壊滅寸前の母船に残り復旧を試みる船長。地上に降り、生き延びるためにハブを目指す他の船員たち。海兵隊から借りたナビゲーションロボット、エイミーが『軍事モード』に入って解除出来なくなっちゃうのはまぁ、作中で軍事モード見せられた瞬間に予想は付くけどその前に地上クルーがごちゃつくのは予想外だったかな。まぁあの状況では無理ない、かも知れんけど。
ヒトコト云うならば恋愛シチュは余計だったかなー、て思う。イヤあってもいいのだけど何か『取って付けた感』がぬぐえなかったのだよね。ラスト近くでトートツに挿入される母船内の2人のあれやこれやのやり取りを、時系列通りに前半で提示してたらまた変わったのかも知れないね。判らないけどさ。
ペテンギル。罪を償って自ら犠牲になるかなーと思ったのだけどな。最後まで悪あがきしたね。まぁ、人間らしくていいっちゃいいかも知れない。そのルートその行動にふさわしい王道の末路を迎えたし。
キャラで云えば「科学は面白い質問に答えてくれない」てって哲学に傾倒した主任科学将校シャンティラスが印象に残る。早々に死んで仕舞うけど。「石を拾ったら裏に『作者:神』と書いてあるかも」てコトバ。主人公ギャラガーはずっと覚えてるのだよね。そんな戯れ話を。そして、火星の石を持ち帰る。
脱出シークエンスは『オデッセイ』と重なるね。どうしても。限定的な環境だからしゃあないけど。文句はないけど。エイミーちゃんもしっかり役に立ったしね。ペテンギルの始末と、あと電池。わはは。
その脱出手段であるトコロのロシアの古い宇宙船『コスモス』。モニタに表示されるお世辞にもスタイリッシュとは云えない素朴な熊のアニメ。何かすごくロシアぽいなと、何でだろう、そう感じました。
前述の通り重なる部分も多く、だとしたら『オデッセイ』の方が好きだな。ま比べるコタないけど。

●『オレの獲物はビンラディン』
神の啓示を受け、通販で買った日本刀を片手に単身パキスタンに乗り込みビン・ラディン逮捕を試みる熱烈な愛国者にして腎臓病の建築作業員ゲイリー・フォークナー。使命感と愛国心とを原動力に突き進む彼の苦難と冒険の日々を綴る、何と実話。
米軍の作戦を伝えるニウスに「作戦が悪い。俺がヤツらの鼻を明かす」て息巻くゲイリー。飲み屋で威勢良く管巻いてるおっちゃんと一緒だけど彼は実行しちゃうのだよね。いいか悪いかは別にして。
それを牽引するのはアメリカ愛と、ファンキーで砕けてて若干アシッドな神様。透析受けてる病院や飲んでるバーの隣席や空港のモニタやアチコチに出現して彼にイロイロ云ってくるがイマイチ役立たず。「迷える子羊の話はもう飽きた!」て叫ぶ神様にはまぁそりゃそうだろうなあ、て納得しちゃったけど。
「ヨットでアメリカからパキスタンまで行く!」が当然失敗し「ハンググライダでイスラエルの山から飛んでパキスタン入り!」になったトコで観てる方は「マシになってる」て思ってしまうのが可笑しい。なってないよ。イヤまぁ、なってるかも知んないけどさ。『無謀』の域からは出てないよって云う。
『精神科医によれば精神障害でも妄想症でも統合失調症でもない』そうだけどまぁ、明らかに何らかの方向にいっちゃってるよねコレ。でもヒトと付き合えるし思いやりはあるしきちんと気も使える。家族のような存在であるマーシとリディ。無二の親友ロイとピクルス。そしてパキスタンのホテルの窓口の男たちともあっちゅう間に打ち解けて。この辺『世界最速のインディアン』を思い出したな。少しだけ。
あ。そんで思ったけどあのちょとおかしいCIAとか、ゲイリー同様の『いっちゃってる一般人』かとも思ったけど、ひょとしたら『ゲイリーの主観』なのかもなー。ああ云う風に感じてる、て云う。
うん。火の付いた花火みたいにパキスタンに吹っ飛んでくかと予想してたのですよね。それがハイスクールのクラスメイトであるマーシ登場から少しズレたけど不満はないですよ。むしろ好みの方向で。
可哀想なのが主治医のロス先生。資金に困ったゲイリーに騙され『プロポォズのために』大金を貸すのね。ゲイリーも他にテがなく仕方なく、なのだけど。そしてラスト、ゲイリーのラジオを聴き『ウソつかれた』コトを知り、ショックを受けた複雑な顔でフラフラ去ってゆくのです。いいヒト過ぎて泣ける。

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月間賞は、う〜ん、『プラネタリウム』と『オレの獲物はビンラディン』がほぼ一並びなのだけど、あー、『プラネタリウム』かな。今この瞬間は。
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